結婚と転職した1年を振り返る
私にとって29歳という20代ラストの1年だった2020年がもうすぐ終了します。
毎年、年初に立てた仕事とプライベートの目標に対して振り返りをしているのですが、今年は結婚、転職(そして大好きな嵐の休止…)ともりだくさんな年だったので、せっかくだから自分にとっての2大イベントについてnoteで振り返りたい気分になり文字に起こしています。
アラサーで結婚とコロナ禍での転職を同時に経験した人の話を見てみたいという方には参考になるかもしれませんが、備忘録要素強めです。興味がある人は読んでいただけると嬉しいです。
プライベート編:結婚を機に初めて実家を出て感じた変化
もともとこの人と結婚したいなーと本気で思いつつあった19年10月、2年ちょっと付き合っていた彼のプロポーズを受け私の人生は仕事もプライベートも含め大きく変わりました。
まず親が「家を出る時は結婚の時」と謎のこだわりがあってなかなか実家から抜け出せなかった背景があり、私にとってそこからの実家を出る意味は人生の大きな変化でした。もろもろの事情でプロポーズを受けてから2月に顔合わせをして自分と彼の家族に接点が生まれるようになったことも結構大きい変化でしたが、3月に入籍して6月に一緒に住み始めると同時に実家を出ました。
プライベートの目標の1つだった「土日どちらかはつくりおきをする。」割と当たり前の目標ですが、28年実家暮らしだった私が実家で家事を進んですることは恥ずかしながらそんなに多くなかったため、生活習慣としてつくりおきをして自炊するということ自体初めての挑戦でした。
彼と2人で暮らして半年経過しましたが、今のところこの目標は楽しく達成できている、継続できている理由としては、私が単純に食べることが好きなので食べたいものを作りたいと思う性格であること、そして以前から1人暮らしだった彼はもともと食にこだわりがなく、わりと栄養が偏っている食生活だったので健康的なものを作って食べてほしいというのがあります。
私がダイエット中なので必然的に鶏むね肉、鶏ひき肉系料理の頻度が多い中でも、おいしいおいしいと食べてくれて、2人で同じ食卓で時間を気にせず毎日ごはんを食べれること。そして2人とも健康で、一緒に暮らせることって幸せだなあと毎日思う日々。もちろん最初の頃は生活習慣が合わなかったりお互いの謎のこだわりを譲らず喧嘩が頻発したりはありましたが笑 話し合いを重ねていくうちにそれも少なくなり安定してきました。
そして親との関係性にも良い変化が。私は2人姉妹の長女なのですが、妹の方が先に実家を出てしまい、かつ親同士がラブラブという訳ではないので私が実家出たら両親は大丈夫だろうかと懸念していたものの杞憂だったということも分かり、そして親と物理的に距離が離れたことで、毎日おはよう、とか簡単な連絡は取りつつ気持ち的にもちょうど良い関係を築けるようになり、結婚がきっかけではあったものの実家を離れることで気持ち的にも自立し、精神的に穏やかな時間を過ごせるようになりました。
仕事編:コロナ禍での転職
転職も実は結婚がきっかけの1つでして、「将来自分はどうありたいか」を真剣に考えるようになったのは結婚と、30歳まであと1年ちょっとしかない焦りがきっかけでした。新卒で約7年働いた会社では中間管理職を3年経験し、マネジメントに限らず部署横断プロジェクトのPMなど様々なことを経験、ある程度社内でも顔が利くようになってきた中で物足りなさを感じるようになっていた時、プロポーズを受けて真剣に自分の将来を考えるように。(この辺の話~転職しようと思った具体的な理由~転職活動中の話はもし興味があればコロナ禍でアラサーが未経験職種へ転職活動してみた話をご覧ください)
キャリアエージェント関連の方々に未経験領域での30歳以降女性の転職難易度を聞くとたいてい「難しい」と言われてきたので、まだ12月当初28歳だった私は年齢を気にしながら転職活動と自社での異動相談、後任リーダー育成を並行して進め新規立ち上げをしたプロジェクトを卒業。(ぎりぎりまでリーダーでしたが、影武者のように振る舞った半年間。これもなかなか経験できないことなので今考えれば変わった経験だった。)
コロナ感染者が徐々に増えて先が見えなくなりつつあった5月に退職。やりたかった職種、行きたかった企業へ6月に思い切って転職。
実家を出て新しい生活が始まったのも6月、転職したのも6月なので初めてづくしで、割とクレイジーな動き方をしたなあと。結果6月に動いて良かったし、転職の決断をして本当に良かったと半年経った今思います。6月初旬に転職したことで前職のボーナス支給日に間に合わず今年度の年収が想定よりちょっと下がったのが惜しいですが笑、今後の未来のことを考えたら必要な我慢です。
初めての転職は人間関係と自分が通用するか不安でしたが、気の合う同僚もでき新しい人脈を増やしながら、インプットしながらも経験を活かしつつ多くの経験をさせてもらい、無理かもと思うような仕事にも挑戦して刺激的な日々を過ごす。1から積み上げていく大変さはありますが、何よりやりたかったことが出来るので仕事が楽しくて仕方ない。これだけでも転職した価値がありました。
失敗することももちろんあるし、最近はほぼ在宅なので人に会いたい…コミュニケーション取りづらい…と思うことはありますが、やりたいことをしながら価値を生み出せるって本当に幸せだなあと思います。異動よりも、やっぱり全く新しい環境、新しい文化で仕事をすること自体が刺激的でした。年初に立てた希望部署への異動or転職&年収〇円という目標もなんとか達成したし、良かった。
あと転職して良かったこととしては、1つは新しく出会った人に自分がどうみられるかを客観的にも感じることが出来たのは自己肯定感を上げるきっかけにもなりました。同じ職場、同じ人間関係で過ごし続けると以前の自分との比較はしてくれることはあるけど、今現在の自分についての正直な評価ってなかなか受けづらい。だから転職して自分の価値を客観視できたのも良い機会でした。勇気を出して新しい環境に踏み込んだ自分をまずは褒めよう。
2つめは既存の人間関係への感謝の気持ちが増しました。転職しても連絡をくれる人や、前職での上司のありがたみを感じる機会がちょいちょいあったりして、外に出てから知る世界を味わえたのも自分の成長になるので良い経験ができたなあと感じます。
転職して半年経過した今思うこと、来年の目標
つくりおきと年収以外にも目標立てていたのですが、恥ずかしいのでnoteではこれくらいにします。
でもどれも90%くらい達成したので、今年もお疲れ様でした、私!来年は本格的に会社でも成果を出していきたいし、プライベートでもまだまだ成長していきたいので、今年の振り返りを深めつつ、来年の目標を練ることにします。
これを読んでくださったみなさんも今年1年、お疲れ様でした!