
複業をライフワークに
複業を何のためにやってるんだろう。
昨日の夜、複業ライターをしている友人と焼き鳥をたべながら"複業"について話をした。わたしも彼女も会社員の傍ら、取材ライターとして記事を書いている。
彼女とはXで知り合い、偶然にもライター交流会のイベントで顔を合わせたことをきっかけにご飯に行くことになった。
複業をしていると、案件によっては時給が東京都の最低賃金以下になるときがある。会社員で残業をして残業代をいただく方がコスパが良いのに、なぜ複業をしちゃうんだろうね、という話になった。
(ライターは成果物に対して報酬をいただくので、稼働時間が長いと悲しい結果になる)
お互いのでた答えは「ライフワークがほしい」であり、お金やキャリアアップのためだけじゃないことが一致してうれしくなった。きっと、本業では得られない充実感がほしくて複業をしている。(本業が充実してるときはもちろんあるけれど、少し異なるやりがいを求めている)
わたしは本業が医療系なので、ライターでも医薬品や病気をテーマにした案件を探す方が、知識を活かせるし、獲得もしやすいと思う。
それでも、出来れば自分が愛してやまないことや心踊るジャンルで書きたいし、関わっていきたい。やみくもに案件を取りに行くんじゃなくて、選んでいこうとなった。
今のところ会社員をやめる予定はなくて、安定した収入を会社で貰いながら、熱意を注げることを複業で満たすスタイルでいきたいね、という話にもなった。
多分だけど、彼女もマルチポテンシャライト(マルポテ)でやりたいことや興味が沢山あるタイプなんだと勝手に思っている。マルポテの中にも種類があって、アインシュタインという形で自分を満たしている。
「アインシュタイン・アプローチ」とは,生活を支えるのに十分な収入を生み出し,ほかの情熱を追求する時間とエネルギーも残してくれる,フルタイムの仕事以下ビジネスに関わること
話をすればするほど「わかる〜!」と共感の連続で、黒い炭塩をつけてたべる焼き鳥や日本酒サングリアはお腹を満たしてくれて、つくねの上に乗ってた粉チーズが宙に舞ったときは笑ったりもした。
実は焼き鳥屋で彼女をまっているとき、少し緊張して、そわそわしていたけれど帰る頃にはゆったりと心地いい気持ちになった。
複業だからこそ悩むことを共有することでスッキリもした。いつか複業をしている人が集まれる場をつくりたよね!という話をして、その日はお開きになった。
わたしは会社員で複業をしてる友人がいないので、Xを通じて会社員兼ライターの友人ができたことに驚いているし、うれしいなと思う。SNSで価値観の合う人と出会えるって話は、都市伝説じゃないんだね。
複業会社員の会を実現できたときには、複業だからこそいいよね!ライフワークだよね!と胸を張って語れる日が来ることをたのしみにしてる。