本場のムーミンワールド!ナーンタリでこれだけは気をつけてほしいこと|フィンランド旅行記
本場のムーミン・ワールドはどうやら夏の期間しか開園していないらしい。
そんな情報を知っても、ムーミン・ワールドは外せんくない?と一目でも見れないかネットで調べてみる。
どうやら夏以外でもテーマパーク内には入れると知り、旅行日程に組み込んでみた。
私が2019年に訪れた無人島のムーミン・ワールド in ナーンタリの様子をお届けします。
そして、ナーンタリに行く際は、必ず現金を多めに持っていきましょう!私の失敗談もここに残しておきます。
出入り自由なムーミン・ワールド
フィンランド南西部の町ナーンタリにあるムーミン・ワールド。
海に囲まれた小さい島なので、橋を渡って向かいます。宮崎県にある青島にようなイメージ。
地元民の子どもたちも橋を渡っていたので、私たちも後に続いていきました。
門をくぐって突き進んでいくと、すぐにムーミンの家がみえてきます。
見た瞬間、かわいい!!!!と脳内でずっと呟いていました。
日本の飯能市にあるムーミンの家よりも、少しコンパクトな印象を受けました。30分もあればパーク内をぐるっと1周できます。
人はほとんどいなかったので、のんびりお散歩を楽しむことができました。
人がいないので、建物などをゆったりと写真を撮れました。
現在も出入り自由なのかは不明ですが、ぜひ興味のある方は訪れてみて欲しいです。
手元にユーロがなく、途方に暮れる
ヘルシンキでは現金を使うことはほぼ皆無で、すべてクレジットカードで満喫できる。
換金したお金を使う場面がないからと、旅行前半で現金をほぼ使い切っていた私達。
明日を最終日に控えていた今日なんて、日本円にして900円ほどしかもっておらず。
バスの乗り換えで降りた都市トゥルクからナーンタリ行きのバスに乗る際に、帰りのバス代が足りなさそう、と気づいていたものの、足りなくなったら換金できる場所があるはずと楽観視していました。
が、街中や観光客向けのホテルでも日本円からユーロに換金できる場所がなく…。正直、終わったー!と思っていました。足りないのは2ユーロのみという、なんとも言えない金額なのも、悲壮感が漂います。
ただ、ナーンタリは程よく自然が豊かで、道ゆく近所に住んでいる人はサウナ帰りなのか薄着でヴィヒタといったユーカリのスワッグのようなものを片手に持って歩いている。
海辺沿いのカフェに行くと、イッタラのマグカップが贅沢にも無造作にスタッキングされている。好きなカップを1つ選び、ティーを自分で汲んで甘いチョコケーキを食べると、心地よい気分になれる。
現金がないことも「まぁ、なんとかなるか〜」と思わせてくれる雰囲気がありました。
その一方で、現金2ユーロくらいならば、小道に落ちているんじゃないか?と、ずっと夫と地面を見て歩き回る。(良い子は真似しないでくださいね)
銀行のATMで、クレジットカードからキャッシングでユーロが引き出せないか試してみる。
スーパーの店員さんが、クレジットカードで多くお金をはらい、お釣りでユーロを手渡せないかと試行錯誤してくれる。
全てことごとく上手くいきません。
FreeWi-Fiも見つからず、換金先や方法を調べられなかったのも、今となってはいい思い出です。
いろんな人に換金場所を聞いたりする中で、フィンランドの方々の優しさに救われながら、落ち着いたり、どうしようかと悩んだり、時には夫とイライラしたりを繰り返し、鮮明に記憶に残るナーンタリ旅行になりました。
What should I do…?ホテルでユーロを
近くのホテルのフロントでも、換金はできないとホテルスタッフに告げられ愕然としました。
思わず夫が「What should I do…?」と漏らすと、男性スタッフは思いついたように夫を連れてどこかへいきました。
10分ぐらい待った後に、5ユーロほどを手にした夫の姿に安堵のため息が出たことを覚えています。
詳細を尋ねると、ゲームがあるプレイルーム部屋にクレジットカードを差し込むと、硬貨が出る機械があったとのこと。迷惑をかけてしまって申し訳ない気持ちになりながらも、感謝で胸がいっぱいになり、ナーンタリを後にしました。
絶対に現金は最終日まで多く持っておこう、What should I do…?はいざという時に使おうと学びが多い1日になりました。
ヘルシンキからナーンタリへの行き方
私達は、以下のルートでナーンタリへ向かいました。