俯瞰しながら粒もみる #AURORA写真塾
わたしは、写真の大切な要素のひとつである「構図」に苦手意識がある。構図通りにモノを並べても、何故かお洒落にならない。イマイチな写真になることが度々あり、頭を抱えていた。不思議である。
そんな苦手意識を持ったまま、フォトグラファーNana*さんのAURORA写真塾で、遂に構図を学ぶ会がやってきた。この講座で、なにかヒントが得られますように!と願って、始まった1時間半。ずっと悩んできたことが、徐々にクリアになってうきうきした。
講座の内容は共有できないため、今回もわたしの感想を書いておこうと思う。
構図だけでは、良い写真は生まれない
講座の前半では、Nana*さんオススメの構図や事例の解説から始まった。さらに、テーブルフォトで意識すべきポイントを聞いていく中で、そこにも着目するのか!と新しい発見があった。Nana*さんは、小さな粒のような要素も、丁寧に気を配って写真と向き合われていた。
光や構図にとらわれすぎていて、その他の大切な要素に目を向けていなかったなぁと、これまでの自分の写真を少しだけ客観視することができた。
つまりは、俯瞰して物事を見れていなかったのである。
写真を撮っている人からすると当たり前のことだと思う。ただ、独学では気が付かなかったので、わたしにしては収穫が大きかった。
今回持参した被写体は、カモミールとカップ&ソーサーとお皿。△の構図を意識して撮ったのが下の写真である。なんだか不自然さがあってしっくりこない。
講座の内容を踏まえて、うまく撮れなかったと感じた要素を書き出してみた。
個人的にうまく撮れた写真の要素も書き出してみた。
自然さを出すために、あえて揃えすぎないことが功をなすなんて…。何が良いかは、時として曖昧でわからないものである。
前回の講座の反省を活かして、ラフ画を書いたり、イメージに合いそうな小物を物色したりと準備はしたけれど、思い通りに写すのは難しい。
それでも、写真塾で視座を高めてもらい、もっとおしゃれに撮れる伸びしろがあるのかも!と思えると、また写真を撮る活力が湧いてくる。
自然体なテーブルフォトを撮るために
Nana*さんは持参されていた小物を使って、スタイリングや写真を撮る上でのNGポイントや重要なTipsを惜しみなく解説してくださった。
自然体に見えているテーブルフォトに、さりげないけれどちょっとした工夫が、ぎゅぎゅっと濃縮されていることを知る。
また、この小物からよくやりがちな残念な事例やうまく撮っていくコツを伝授していただく。受講生が声を揃えて「あぁ〜〜〜」と言ったり、「おぉ〜!!」と歓声を上げたりする時間は、一体感がうまれていて、おもしろい。
さらに、Nana*さんは幼少期に絵画を習っており、そのエッセンスを写真に取り入れられているという。先生の意外な一面を知れるのも、オフライン教室ならではの醍醐味だ。
次は、好きなお菓子を持参してスタイリングを学ぶ会。またもや、どんな被写体や構図を選ぼうかと悩む時間が増えそうである。
そして、だんだんと悩む時間さえも、たのしくなってきている自分がいる。不思議である。
【追記】
InstagramでNana*さんからアドバイスいただきました!うれしい。
前回の講座の感想▼
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