MVに影響され、夕暮れと海の写真を撮りにいく
最近、2つのMusic Video(MV)に影響されて、友達と息子と海に行った。
ひとつめは、RADWIMPSの「なみしぐさ」。空と海のピンクかかった淡い色が絶妙で、青年の葛藤や心情がうつくしく演出されていて、目が乾燥するまで見入ってしまった。
この海はどこなんだろう。わたしもこんな映像が撮りたい。
先月にはback number「新しい恋人達に」のMVを見つけてしまい、これまた魅入ってしまう。
ドラマ『海のはじまり』の主題歌らしいけれど、ドラマの内容を知らなくても、切なさや喪失感が伝わってくる。それでいて、日の光が、登場している人物達が、やわらかくて優しさを連れてくる映像だった。
Q:なんで私はこんなにもMVの映像に惹かれるんだろう…。
A:2つとも海があるからです
と、安直な答えを導き出した。(怒られろ)
YouTubeでMVを繰り返しみているうちに、スマホで「電車 都内 海」と検索をかけ、いきおいで友達にLINEをした。週末に海を見たいこと、写真を撮りたいこと、そして、息子を一緒に連れていきたいこと。どれも快く付き合ってくれることになった。(ありがとう!)
都内から行ける海はいろいろあるけれど、友達と私の家からアクスがよく、観光も楽しめる江ノ島にした。週末の天気予報は曇りのち雨。わざわざ雨の日に行くのもな……と、前日まで天気予報と睨めっこし、晴れのち曇りになったので決行。
当日は15時半ごろに片瀬江ノ島駅につき、歩いて10分ほどの片瀬西浜海水浴場に向かう。
約6年ぶりの海に癒されたし「これが見たかったのよ!MVっぽい!」と、ワクワクした。息子は海を初めて間近に見て「早く魚をつかまえたいの!」と言い、友達は「やっぱ海やわ〜地元を思い出すわ〜」と言って各々はしゃいだ。
4歳の息子を連れて、電車で片道約2時間かけての江ノ島。電車では、じっとしない息子相手に心が折れたけれど、ずっと海に行きたがっていた彼が網を持って魚を探している姿を見ると、一緒に来れてよかったなと思う。
日が沈んだあとは、江ノ島駅から徒歩5分ほどのPIZZERIA&DINING PICOで江ノ島ビールを飲みピザを食べた。江ノ電で長谷駅に向かいゲストハウスに1泊。翌日は由比ヶ浜にも行った。
写真を撮るのがメインだったけど、撮ってた時間は30分ほどで。宿泊先で友達と深い話をしたり、砂浜で貝を探したり、鎌倉にあるフクロウカフェにいる時間の方が長く、ひさしぶりに充実した週末になった。MVに感謝しなきゃ。
今年もあと40日。「ここに行ってみたい」「これをやりたい」を叶えるために動いてみよう。