親切は脳に効く
親切が体に良い影響を与えるということが、医学的に説明されるというのはいいことですね。でも、ここで勘違いしちゃいけないのは「親切なふり」ではダメだということです。そう、他人に親切にすることが、自分にとって重荷になるようではいけません。親切にすることが当たり前、日常的なことであるのが大事なのです。
身近な人との良い人間関係、ペットとの心休まる時間も、親切と同じように体にいい影響を与えます。リラックスできる空間、余計なことを考えなくていい時間、そういうものが心に安定をもたらし、体調を整えてくれるのです。
親切にすることは気持ちがいいことだし、それが他の人も気持ちよくしてくれます。その気持ちが先に贈られる(ペイフォワード)ものです。だから親切とは、誰かの為でもあり、自分の為でもあるのです。
自分の欲ばかり追いかける人たちが、世間を騒がしています。彼らは、そんなことをしていたらいつか破綻するよって、誰にも言ってもらえなかった可哀想な人たちです。
「情けは人の為ならず」、世界はみんなで作っているものなのですから。