母の訃報
さっき、母が逝ったと、弟から連絡がきた。
30年近く前に、倒れてそのまま逝ってしまった父のときとは対照的に、近いことはわかっていた。
この10年ほどは、病院、施設、病院。療養病棟に入るころにはペースメーカーに胃ろう、会話も成立しなかったから意識もぼんやりしていたのだろう。
遠く離れた地で、おつかれさま、と静かな気持ちで長女は思う。
最期は土曜日の深夜、近くに住む弟が看取った。
先月は出張続きだった弟も、来週は出張の予定はないという。
先週還暦を迎えた長女の私も、来週末まで急ぎの仕事はない。
不思議なくらい、神様だかなんだか知らないけど、大きな力を感じる。
父のときもそうだった。
本当に目に見えない力を感じるようなふうにして、私の両親は逝った。
(父が亡くなったときの奇蹟みたいな話は、また機会があったら書こうと思う)
コロナですごいことになっている東京に向かう。
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