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大学入試問題(小論文)高校時代には解けなかった! 今も? 31

経済学(エコノミクス)の語源は、古代ギリシャの家政学(オイコス・ノモス)にあると言われている。また、家政学が経済学になっていく過程では、国家がその下にある国民や諸資源を統治していく営みを、家族をたばね家産をやりくりすることからの類推を働かせて理解しようとしたことが指摘されている。以上のことを踏まえ、次の 2 つの問いに答えなさい。
(1)そのような類推を可能とするような「家」と「国家」との間の共通性あるいは類似性はどこにあると思われるか。また、そうした類推の限界はどこにあると想像されるか。あなたの考えを述べなさい。
(2)「企業」の営みを理解するのに、「家」の営みからの類推はどのような点で有効であると思うか。また、そのような類推の限界はどこにあると想像されるか。あなたの考えを述べなさい。

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