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ほどらで社長日記「お金のトラブルを回避する」

昨日、ニュースになった件について。弊社が拠点をおく泉佐野市で起こった大事件。

簡単にまとめると、市役所の非常勤職員が書類を偽装するなどして、9年間で約1億5千万円を着服した。これは異常事態よね。怒りを通り越して、ゾッとする。

年間1500万円以上のお金が流出して、誰も気がつかんもんなのかしら。シンプルにそこが疑問。チャンスはいくらでもあったはずだ。

もちろんやった本人が悪いのだが、経営的視点で考えると構造上の問題の方が大きい。申請の手順の透明性、チェック機能の不備、職員の教育など、挙げ出したらキリがない。

いやー、お金のトラブルはホンマに怖い。人を狂わせるし、人間関係をぶっ壊す。

会社だけでなくフリーランスでも、お金が絡むことは必ず流れをはっきりして文書化しておく。仲のいい友達同士であったとしても、これをちゃんとやっておかないと、もし何か問題が起こった時に泥沼化する可能性がある。

ちょっとした勘違いは誰にでもあるのは大前提。だからこそお互いが気持ちよく付き合っていくためにも、ややこしいことは始めに話し合っておく。

相手を疑っているからではなく、責任の所在をはっきりさせることでムダな争いをなくし、WIN-WINの関係性の中で自分の仕事に集中するためなのだ。

口約束は災いの元。口頭で話したことであっても、あとで必ず文章にまとめてメールで送る。この一手間が自分を守ってくれるし、相手への信頼感にもつながるので、必ずやりましょう!

話はちょっとそれたが、とにかく。泉佐野行政の方々、頼みますよ!どうせなくなったお金は戻ってこないんだから、これを機会にして徹底的に市の発展に貢献できる組織に生まれ変わってくださいよ。泉佐野にある法人としてそのためになら協力は惜しみませぬから。

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