見出し画像

ハタチの自分と15年後の自分

本日は成人式。日本各地で新成人たちがはしゃいだり酒飲んだりちょっと怒られたりしていることでしょう。

僕も今年で35歳。気が付けば成人式が15年前の出来事だ。いやなんかもう、びっくりするわ。当時は浪人生活が終わって大学を決めたばっかりで、何にも考えてなかった。ただただ、春から始まる新生活に期待しかなかった。

10代の時はずーっと好き勝手やっていた。学校の成績はそれなりに良かったし、地域で1番の進学校に通っていたので、勉強について両親からとやかく言われることはほとんどなかった。学校での成績さえ維持できれば、それ以外のことはかなり自由にやらせてもらえた。

高校入学と同時にアルバイトを始めて自分で稼ぐようになると、そのすべてをゲーム、漫画、映画、バンド、演劇、パソコンなど興味あることに片っ端からつぎ込んだ。いわゆる中二病的成長を遂げていた僕は、自分のことが大好きだったし、自分の可能性に過剰に期待していた。

「俺、最強説」

発達障害的な行動もやらかしまくっていたんだろうけど、田舎特有のおおらかな空気と自分を貫く突進力で大した悩みもなく陽気に生きていた。

それから15年経って。今の僕を見たらハタチの僕は笑うだろうか?

何そんなことで落ち込んでんねん!もっとやったったらええんじゃ!俺、カッコええんやから心配すんなや!とか言うてきそう。

若気の至りというか、思春期特有の根拠のない自信は大事。何の力も実績もない若者が世にでる武器といえばそれぐらいしかないんだから。だから調子には乗れるうちに乗りまくっといた方がいいというのが持論。

現状だけで考えれば心身の調子を崩してADHD診断を食らう結果になってしまったので、決してハッピーな状況ではないのかもしれない。けどさ、意外と不幸だとも思ってないのよ、正直なところ。

今の僕からハタチの僕に言えることがあるとすれば。

この先、生きてればつらいこととかしんどいこととかめっちゃあるぞ!ホンマにキツかったら逃げろ!笑われたり批判されたりしても気にすんな!とにかく、自分と自分の周りの人を大切にしろ!そしたら、どんな状況でも助けてくれる人は現れるし、また前を向けるようになる!

最強ではなくなってしまったかもしれないけれど、自分なりの最高はまだまだ捨ててない。これからは「俺の人生、最高説」で生きていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?