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ほどらで社長日記「相手の理解に徹する」

「本気」という言葉ほど曖昧なものはない。

「本気でフリーランスになりたいんで教えてください!」みたいな感じで言われたので「じゃあ、これとこれとこれをここまでにやってください」と伝えると「それはちょっと、、、」となる。え、やりたいって言うたやん。

こういう時は「本気」という言葉の意味がずれているのだ。

僕の中での本気の定義は「寝ている時間以外のすべてをそのためだけにつぎ込んで、脇目も振らず集中しまくること」

しかし人によっては「空いている時間や週末を使ってやりたい。なんなら遊びにも行きたい」ぐらいだったりする。

そらすれ違うよね。

前提条件が揃っていないとコミュニケーションはめちゃくちゃしんどいのだ。同じ言葉を話しているはずなのにまったく伝わらないもやもや。チグハグな行動をしてしまうストレス。地獄である。

だからこそ、まずは相手を理解することから始める。これまでどういう人生を生きてきて、今何を考え、これからどうしていきたいのか。徹底的に聞くことだ。自分の意見は1番最後でいい。

傾聴の大切さを理解したのは実は最近である。こんな日記を書いていることでもわかるように、基本的に僕は自分の意見を発したい。聞いて欲しい。そんな気持ちをグッと堪える意識をしていると、少しずつコントロールできるようになってきた。

聞いてもらう前にまずは聞く。不思議なことに、話す言葉は少なくなったのに前より伝わるようになった。これが言葉の重みってやつかしら?

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