ほどらで社長日記「やれ、やりきれ」
計画とか戦略って立ててる時はめっちゃ楽しいんよね。理想に向かってあーでもないこーでもないといいながら妄想を膨らませ、競合を調査し、現実的な数字に落とし込んでいく。考えているうちは失敗もないから好きなだけやれる。
しかし、作っただけでは意味がない。実行に移してナンボ。
どれだけ完璧に思える計画でも実行してみると思い通りにいかないなんてことはザラにある。基本的には失敗すると思った方がいいくらいだ。
計画はあくまで仮説に過ぎない。実行はそれを証明していく過程。成功するんじゃなくて、成功するようにしていく。
つまり「計画→実行→失敗→改善→成功」というプロセス。いわゆるPDCAというやつである。大切なのは失敗の原因を分析して改善していくこと。失敗の原因をひとつずつ潰していけば成功率は上がっていく。
経験値っていうのは改善の時の、試行錯誤の過程で1番溜まるんよね。だから簡単に成功しちゃうと試行錯誤の回数が減るので、イレギュラーなことに崩れやすかったりする。
結局は泥臭くやり続けたヤツが最強。僕の師匠も、常々泥臭くやると口癖のように言っていた。裏技やテクニック的なことを求めない。王道のど真ん中を確実にやる。あとはどれだけ早く繰り返して慣れるか。
意識しなくても考えたり、手が動くようになってからが本番だ。答えはいつもシンプル。考えてばかりじゃなくて、やれ。やりきれ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?