ほどらで社長日記「使命感で働く」
僕が新しく企画や事業を立ち上げる時にまず考えるのが「それ、自分がやる意味ある?」
もちろん利益性も大事だけど、他の人がやっても大して変わらないものに時間をかけるのはコスパが悪い。一瞬は儲かるかもしれないが、すぐにマネされて優位性がなくなる。
どうせやるなら長く愛されることをやりたい。それに「自分だからこそ」と思えるものには気持ちが込めやすいんよね。
言い換えれば、使命感。自分はこれをやるために生まれてきたんだと思えるぐらいのことがあるなら、それこそ命がけでやるしかない。
不思議とそういうものって出会った瞬間に分かる。
僕の場合は35歳の誕生日にすべてが噛み合った瞬間があった。今まで経験してきた楽しいことも辛いことも納得できたし、今後はもう迷うことはないと確信した。
目の前にモーセの十戒のごとく道が開けていくような感覚だった。
それから会社員を辞めて、フリーランスになった。フリーランスになった方がより自分の理想に近づけるからだ。
年齢的にもベストだった。10年以上社会人経験を積んできて、体力的にもまだまだ余裕がある。いい感じに選択肢も狭まってきていたから、迷うこともない。可能性って無限にあると逆に動きにくいんよ。
僕は東京での暮らしも、会社での出世も、培ってきた実績も、全部捨ててきた。その分シンプルに、パワフルに生きられるようになった。
「自分がやる意味」を見出せたなら、そこ一点に誠実に向き合い続ける。気付いたらもう悩んでいる余裕はない。1秒でも早く、動け。
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