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ほどらで社長日記「MPを消費する」

ちょっと感覚的な話になるんだけど、いくら時間があって体力も有り余っていたとしても、まったく仕事が手につかない時がある。パソコンに向かっても1文字すら書けない、みたいな。

こういう状態を僕は「MPが足りない」と呼んでいる。

ゲームをやる人にとってはおなじみのMP。マジックポイントのことである。MPを消費することでゲームのキャラクターが魔法を使って、通常攻撃より大きなダメージを与えたり、一時的に能力を向上させたりできる。

現実世界に置き換えてみると、想像力を発揮しなければいけない時にMPを消費している気がする。文章を書くのもそうだし、企画を考えたり、戦略を練ったり。こういう作業はまだ存在していないものを生み出す行為なので、想像力をめちゃくちゃ使うのだ。

人間にとって想像力は魔法のようなもの。未来を想像し具現化していく基礎になる能力。大きなことをしようとするほどMPの消費は大きくなる。無尽蔵にあるわけではないので、計画的に使わないとすぐになくなってしまう。

回復させるために1番手っ取り早い方法は寝ること。これはゲームと同じ。だから、昼寝もすごく有効だ。仕事を選ぶ時は昼寝ができるかどうかで選んだ方がいいくらい。

他にも自分の好きなことをする。好きな人と話す。おいしいものを食べる。とにかく自分が気持ちいいと思えることをしてあげると回復しやすいようだ。どうしても調子が戻らない時は、ガラッと環境を変えるために旅行なんかに行ってみるのもオススメ。

自分なりのMP回復法を持っているというのも、仕事ができる人の条件。

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