ほどらで社長日記「知らないことは悪くない」
知らないことが悪いわけじゃない。ただまだ知らないだけなら、勉強して知っていけばいいだけだ。
だから指導する立場の人間として「なんで、こんなことも知らないんだ?」という言葉は使わないようにしている。
この言葉は、相手も自分と同じように育ち、同じような経験を積んで成長してきたことを前提にしないと通用しない。とても自分勝手で傲慢で、相手をむやみに傷付けてしまう表現である。
自分の常識だけで、勝手に相手を判断し叱責しているだけで、配慮や想像力のかけらもない下品さを感じる。その言葉を発する前に「自分はちゃんと相手と向き合ってコミュニケーションできているか?」を振り返った方がいい。
知らないこと、できないこと、経験していないことを汲み取った上で、適切に導いていくのが教育の仕事。相手のことを理解し、伝える努力をしないのは職務怠慢でしかない。
今後、教育はどんどんパーソナライズされていくべきだ。
多様な価値観、無限の可能性に対して、画一的な教育では限界がある。だからこそ、今までの義務教育や高等教育だけでなく、もっと自由に学べる場が必要なのだ。
最近、学生と話す機会も増えた。話をしながらいろいろアドバイスをしているうちに、学校ではあまり目立たなかった子が自分の得意な仕事で時給5000円を稼げるようになった。こんな例はいくらでもある。
農業と同じで適切なタイミングで適切に水や肥料をあげれば、あとは自然に育っていく。大切なのは環境とコーチの存在。
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