見出し画像

ほどらで社長日記「ほめずに認める」

人を褒めるのが苦手だった。無理やり感が出てしまうというか、わざとらしい感じになってしまう。

でもあることに気がついた時からすごくやりやすくなった。

結論、褒めなくてもいいのである。

その代わりに、できたことや変化があったところをちゃんと認めてあげる。目標を達成できていたら「達成したね!」というだけで十分伝わるのだ。

たとえ達成できていなくても「ここまではできてるね」とやれたことに対してしっかりと焦点を当てる。その上で「じゃあどうしたらもっとよくなるやろ?」と促していく。

「なんで、できないの?」と問い詰めるのは簡単だ。しかし時にその質問は可能性の芽を摘み取ってしまうから要注意。最終的に前を向けるようにして終わらないと挫折してしまう。

ほめて伸ばすという方法もあるのだろうが、ほめるだけで伸びるのはもともとできる力があった人だけ。それよりはできたことはしっかり認めた上で、できなかった部分をどうすれば改善できるか、自ら考え行動させる方が大切になる。

ちゃんと見ていてくれるという信頼さえあれば、人はがんばれるのだ。必要以上に飴と鞭を振り回したとしても、その瞬間はやれるかもしれないが、ひとりになったら続かない。

教育の理想は独り立ちさせること。いつまでも自分がいないとやれない、みたいなやり方はお互いにとってよくないんよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?