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イノシシ襲撃

やられた。今年もまた。油断大敵。順調に育っていたジャガイモとサツマイモが大被害。雨が降った日の夜中、イノシシは(少なくとも2頭)現れ、フェンスの下を掘って侵入し、畑を荒らしまくった。近くの畑でも、被害が出たらしい。後から聞いた話だが、「事件当夜」の9時頃に2頭のイノシシを見たという目撃者もいた。

 イノシシ被害は、この畑で野菜を作り始めた去年の夏(8月)が1回目。この時は、未だ柵も何もなく「完全開放」の畑で育てていた小玉スイカがネットから出されて齧られ、植え付けたばかりのサツマイモが掘り起こされた(未だ芋は全然出来ていなかったが)。対策として、金属製の支柱を立て、ワイヤーメッシュを張った。

 だが、早くも9月下旬に2度目の襲撃が。支柱は倒され、柵の中にあったサツマイモ(前回被害の生き残り)と落花生が壊滅的なダメージを喰らった。更なる対策として、外からの目隠しが効果的と聞いたので、ワイヤーメッシュの外側にプラスチック製の波板を横に置き、カモフラージュ用に迷彩色の日除けを付けるなどしていた。

 その後、今年になって、近隣の畑が被害に遭う中、うちだけは無事だったので、すっかり「これで万全なのだ」と思い込んでいたのだが、とんでもない勘違いだった。イノシシは虎視眈々と(いや、虎ではないから猪々眈々か)芋類が食べごろになるのを待っていたようだ。「今日はサツマイモを収穫するぞーー」と意気揚々、畑に行ったその日に無惨な現場を目撃することに……。

 こうなると、もはや畑全体に電柵を設置するしかないだろう。ジャガイモやサツマイモなど、イノシシの好物の周りだけではなく、畑全体を鉄壁の守りにする必要がある。ミミズを探して、菜葉類や生姜、ニンニクなど、興味のない野菜の畝も掘り起こされ、踏み荒らされるからだ。コストはかかるが仕方ない。

 今にして思えば、過去2ヶ月の間に2回、イノシシのものらしい糞が畑にしてあった。あれは「偵察隊」の「縄張り行動」だったのだろうか? その時に、こちらも警戒を強めて守りを強化しておくべきだった。・・・と、反省。

生き残りのサツマイモ(深い場所にあったので助かった)を蒸して食べた。
悲しいくらいに美味だった。。。

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