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①自分なりのアート解釈

これまで、アートというものがよく分からなかった。
芸術というものならなんとなく分かった。
主観を控えめにして表現するのであれば、

  • 美しい造形

  • 写実的な外見

  • 自然や神話などを綺麗に表現している

などの作品だろうか。

これらは美術館に展示されていたり、教育で習ったりするので分かりやすい。これに加えて、奇抜なものやトリッキーな作品など、人間を驚かせるような、情緒に訴えかける作品というものもある。
これもまた分かりやすく、この辺までなら私でも理解できる。

しかし、これが現代アートとなると、もうよく分からない。
なんとかバンクシー辺りならギリギリ分かる。メッセージ性が強いからだ。

なのでもう完全に理解しようという気持ちを捨てていたのだが、ここに来て解釈方法を説明してくれる人々の登場により、ようやく分かってきた。

まずは山田五郎チャンネルだ。
この方のおかげで、芸術の下地にある、歴史や当時の社会、そして何より作家の哲学が理解できるようになった。
これが芸術を芸術足らしめているものなのだと。

そして、村上隆による解説。
実際の作品の説明と共に、現代アートを語ってくれたことによって、ようやく現代アートというものが理解できたというわけだ。

現代アートを大雑把にまとめると、次のような感じ。

  • 資本主義社会の概念を体現している

  • それでいて技術的な歴史を踏襲している

  • さらにこれからの未来を示唆している

つまり、過去から未来に向けた文脈がある、ということだ。

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