【FX】過去検証の注意点
おはようございます、FXトレーダーのrokaです。
FXで結果が出ていない人に限って
目標は専業になることです!
っていう人が多いのですが
FXで本当に勝てている人ほど
専業なんて少ないですし
目指していないはずです。
負け組を煽る常套句ですよ。
何が起こるか分からない世の中なので
収入の柱は何本あっても良いと思います。
先日、年末年始で差をつけましょう!って
言いましたが、
大切な家族サービスや年末年始の用事を
適当にするのも良くないので
過去検証をする時間を確保出来た時に
少しずつ進めていきましょう。
過去検証は誰のためにやっているのか
何の目的でやっているのかを忘れないように!
過去検証をやる時間がなければ
少しでも空き時間が出来れば
過去の無料記事を読んでみて下さい。
無料記事の理解も出来ないのに
有料記事なんて意味ないですし
自分に足りない原因がわからない限り
どこの誰の商材を買っても役に立ちません。
まずは自分を知るためにも
今年の負けトレードを分析しましょう。
これが記録として
残っていないから勝てないんです
今回は過去検証をこれから頑張る人や
既に過去検証を頑張っている人に向けての
ちょっとした注意点をお話しします。
過去記事と重複する部分はありますが
大事なことなのでお許しを。
私は他人の手法や勉強方法や検証など
一切否定はしません。
それで結果が出ているのなら。
別に私のやり方が正しいとも言いません。
ただ、現状の手法や勉強方法や検証などで
困っているのなら
参考にしてみて下さいって感じで
自分に合うやり方を見つけましょう。
過去検証をする上での注意点
①最初から難しいことをしない
完成された過去チャートでは
ちょっと難しい仮説を立てても
簡単に再現できると錯覚してしまいます。
正直、これが一番の落とし穴です。
リアルタイムでは見えない
チャートの右側が見えている状態って
無意識に都合のいい解釈をしてしまいます。
②テクニカル判断を入れないこと
例えば、
エリオットの〇波だから
ここは強い水平線だから
みたいなことは環境認識でやればいいので
テクニカルでの裁量を持ち込まないこと。
出来上がったチャートでは
何とでも言えるので。
③過去検証での目的を明確にする
今の手法の勝率が知りたい
って間違っていないように見えますが
この時点で自分の手法を色眼鏡で見ています。
今の手法を否定したくないって気持ちがあれば
無意識にいい結果にしてしまいます。
手法というのは
環境認識と資金管理が出来たうえで
【根拠のあるエントリー】で完成されます。
・順張り、逆張りでの勝率
・短期スキャでの勝率
・長期デイスイングでの勝率
・どの通貨ペアの勝率 など
自分は過去検証で何を知りたいのか?
自分の得意は何なのか?
自信のあるトレードは?
まずは過去検証に慣れるまでは
シンプルにチャートパターンや
ローソク足パターンの勝率を出すところから
始めてみましょう。
とにかく余計な感情を入れず
簡素化した条件のまま
過去チャートからサルベージしましょう。
検証条件に当て嵌まるところを
全て検証しなければ時間の無駄になります。
この検証作業は自分のためであって
いい成績を出して上司に報告する会社ではないので
自分の仮説が数値化出来たらいいんです。
なので都合のいいデータだけ集めるのはNGです。
損小利大を目指したいからといっても
最初の設定で決めていない限り
結果論になるので意味がありません。
まずはそのエントリーの勝率は何%ですか?
って聞かれたときに答えられるようにしましょう。
実際には他人に言う必要もないんですが
自分のエントリーの勝率は知っていて当然です。
例えば
勝率20%ならリスクリワードは1:5
こんなのは現実的ではないので
やるだけ時間の無駄になります。
検証で求める期待値は
勝率40% リスクリワード 1:2.25
勝率60% リスクリワード 1:1
勝率80% リスクリワード 1:0.45
リスクリワード1:1を判断基準にするなら
勝率60%のエントリーパターンを見つけましょう。
って感じで
そこから勝率60%のエントリーに
環境認識や資金管理などで
リスクリワードや勝率を上げていくことが出来るんです。
同じ検証条件で結果的に
リスクリワードが1:1以上になったとしても
関係ありません。
違う仮説が見つかったのなら
それはそれで別で検証しましょう。
これはある条件で検証したチャートですが
黄色のラインまで伸びれば勝ちです。
逆に安値更新で負けです。
こちらも同じ検証条件で
黄色のラインははるかに超えていますが
検証では勝ち。それだけです。
黄色のラインで1:2.25なので
勝率40%以上あればいいってことです。
Bのチャートみたいに予想外に伸びたことを
検証結果に入れることは
都合のいいデータ作りをしているだけになります。
こういった条件以外を加味するデータ取りをすると
もう何をやっているのかもわからなくなりますし、
リアルトレードでは全く通用しません。
検証もリアルもルールは絶対です。
条件通り機械的にサルベージした
検証ポイントはデータ取りが終わった後
トレビューなどのリプレイ機能で
チャートの右側が見えない状態にして
チェックすることも必要です。
次にデモトレードでもいいので
リアルタイム相場で検証しましょう。
都合のいい検証をしていると
必ずリアルタイムチャートと乖離します。
検証が上手くいかないと
意味が無いのかな?って不安にもなるので
心折らずに頑張って検証やってみて下さい。
文章下手なので
分かりにくかったらすみません。
今回はここまでです。
それではまた読んでいただけると嬉しいです。