《媚薬の悪魔》 ぱんぱんっ。 サンパイサホウ、なんてやり方なんてよく分からないから適当に両手を2回打ち合わせる。 「面のいい女がたーくさん釣れますよーにぃ」 なんつって。べぇー、と拝殿へ向けて舌を出した。濃紺色の小さな玉の付いた舌ピアスを、ここで祀られているであろう、知ったこっちゃねえカミサマへ向ける。 手を打ち合せたそれだけじゃなかったような気がして、目の前の古びた木箱にポケットから取り出した、なんか糸とかゴミがついた裸の飴玉を投げ入れた。 こん、かころん……。
この記事のTwitterスペースラジオは7月31日にライブ配信したものです。 【お品書き】 ・物書きのツール ・作業環境 ・好きな小説家のおすすめ一選 物書きのルーツ 現在、物書きとして、様々な小説を発信している槙島驟と湿度文学。何故、彼等は小説を書き始めたのか。そのルーツとは? 湿度: 特にこれといったルーツはないです。小さい頃から漫画を書いたり、物語を書くのが好きで、何となく小説に発展していきました。 ただ、今の作風になったのは、散歩が影響しているのかな。夜に高円
この記事のTwitterスペースラジオは7月3日にライブ配信したものです。 【お品書き】 ・本当にあった巫女さんの不思議な話 ・文学フリマ東京について ・今後の展望 本当にあった巫女さんの不思議な話 ※こちらは掌編小説感覚でお楽しみください。 これは、槙島驟自身が助勤先の神社で体験した出来事です。 最初に断っておきますが、私は視える体質ではありません。そんな私が体験した少し不思議な話です。 神社にはたまに、境内の中にも小さい神社があったりするのをみなさんもご覧
皆様こんばんは。そしてはじめまして。 この度、湿度文学。と槙島驟の2人でTwitterスペースにて「路地裏ラジオ」を始めました! 湿度文学。と槙島驟が毎回2、3個のトークテーマでのんびりお話しをいたします。 ・配信場所:Twitterスペース ・配信期間:不定期(日曜日) ・配信時間:毎回21:00〜(30分から60分) ・パーソナリティ:湿度文学。槙島驟(時々ゲスト?) この路地裏ラジオnoteでは、Twitterスペースのアーカイブ記事に加え、文字起こし、音声ア