見出し画像

【ジェニファー・マークス】版画 / シルクスクリーン「トロピカル ハーベスト」査定 鑑定 買取 致します

ジェニファー・マークス
トロピカル ハーベスト
シルクスクリーン
64.5×93.5cm


◎ジェニファー・マークスの芸術

ジェニファー・マークス(Jennifer Markes)は1964年、ロサンゼルス生まれのアメリカの画家です。彼女は幼少期から絵を描き始め、ニューハンプシャー大学の芸術学部を卒業後、アメリカを中心に作品を発表しています。彼女の作品は、カリブ海の風景や自然をモチーフにしたものが多く、特にシルク・ペインティングという技法を用いて透明感のある色彩を表現することで知られています。

マークスの芸術の特徴は、情熱的な原色を基調としながらも、柔らかなパステルカラーを織り交ぜることで、独特な美しい色彩感覚を生み出している点です。彼女は1980年代にバハマで絵を教える経験をし、その後、シルク・ペインティングの技法に出会いました。この技法は彼女の芸術表現に大きな影響を与え、以降、彼女の作品の多くで使用されるようになります。彼女の作品は、南国の人々や風景をテーマにしたものが多く、その鮮やかな色彩と緻密なディテールで、観る者をその場に引き込む力を持っています。

1990年に日本で初の個展を開催し、以降、日本でも頻繁に展示が行われ、好評を博しました。マークスはその後も国際的に活動を続け、オランダのフロリアード1992の公式記念版画など、さまざまなプロジェクトに参加しました。彼女の代表作には『デューシボン』や『潮風の村』、『プレリュード』などがあり、どれも彼女の情熱と自然への深い愛が表現されています。

ジェニファー・マークス

◎シルク・ペインティングの魅力

シルク・ペインティングとは、絹(シルク)をキャンバスとして使用し、染料や絵の具で絵を描く技法です。この技法は、絹の滑らかな表面に色を定着させ、独特の透明感と光沢感を持つ仕上がりが特徴です。シルク・ペインティングでは、染料が絹の繊維に染み込み、その透明感のある発色を生かして、鮮やかな色彩や繊細なグラデーションを表現できます。

一般的に、シルク・ペインティングの工程は、まず絹をフレームに張り、その上にデザインを描きます。次に、染料や絵の具を用いて色を塗り、場合によってはゴッタ(ガット)と呼ばれる防染剤を使って色の流れをコントロールします。最後に、染料を定着させるために蒸気やアイロンで固定し、作品を完成させます。

この技法は、ファッション(スカーフや衣類など)やインテリアデザインの分野でも広く使用されていますが、絵画作品としてもその美しい仕上がりから注目されています。


https://art-kaitori-iura.online/

➡️井浦歳和・絵画、美術品取引の専門家

ジェニファー・マークス

の作品を買取、査定致します。
是非 ご連絡下さい。

美術商として、毎月1000点以上の作品の取引に直接関わらせていただいております。

絵画、美術品取引の専門家として、皆様のお役に立てたら幸いです。

その他の絵画、美術品の事でもなんでもお気軽にご相談ください。


➡️お問い合わせ・ご連絡先

井浦携帯直通 090-2494-0390

メール roid1@me.com

井浦個人LINE あなたのアートのコンシェルジュとしてお気軽にご登録ください。
https://lin.ee/eTCfxLv

https://art-kaitori-iura.online/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?