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【糸園和三郎】 油彩 「らっきょと梅ぼし」 査定 鑑定 買取 致します


糸園 和三郎
らっきょと梅ぼし
キャンバスに油彩 41×31.8cm


◎ 糸園 和三郎の芸術

糸園和三郎は、1911年に大分県中津市で生まれた日本の洋画家で、2001年に亡くなるまで活躍しました。彼の作品は、主に人間の内面世界や心象風景をテーマとしており、独特の詩情と力強さを兼ね備えたものが多くあります。

糸園は少年時代に骨髄炎を患い、長期間の療養生活を送りました。この経験が彼の感受性や創作意欲に大きな影響を与えたと言われています。1927年、彼は画家を志して上京し、川端画学校や前田写実研究所で学びました。1930年には春陽会展に初入選し、その後独立展や国画会展にも出品を続けました。

戦前には、シュルレアリスムの影響を受けた作品を制作し、福沢一郎や北脇昇、麻生三郎らと共に美術文化協会の設立に参加しました。また、戦時中は戦争画を描くことを拒否し、戦後の日本美術界においても自由美術家協会に参加していました。その後、無所属で活動を続け、多くの展覧会に出品しました​。

1957年には、日本国際美術展で佳作賞を受賞し、1968年には現代日本美術展でK氏賞を受賞するなど、その芸術性は高く評価されています。特に、ベトナム戦争を題材とした「黒い水」や「黄いろい水」といった作品は、社会的なメッセージを強く発信しています​。

糸園の作品は、内面的な探求をテーマにしたものが多く、晩年には視力をほとんど失う中でも制作を続けました。彼の作品は、シンプルながらも深い陰影と温かみを持つスタイルで知られています。晩年には、静かな祈りのような制作活動を続け、内面の世界を描き続けました)​。

彼の代表作には「鳥をとらえる女」「壁」「黒い水」「黄いろい水」などがあります。また、大分県立美術館や東京国立近代美術館などで回顧展が開催され、彼の画業は後世に引き継がれています​ 。


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