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【東郷青児】 油彩 査定 鑑定 買取 致します
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東郷青児
キャンバスに油彩 27.2×22cm
◎ 東郷青児の芸術
東郷青児(1897-1978)は、日本の洋画家であり、その独特の抒情性とモダニズムを融合させた作品で知られています。彼の画風は、デフォルメされた女性像や夢見るような甘美な世界観が特徴で、多くのファンに愛されました。
東郷は1915年、18歳の時に初個展を開き、翌年には初出品した二科展で二科賞を受賞しました。1921年から1928年までフランスに滞在し、ピカソらと交流しながら西洋絵画を研究し、幾何学的な構成と抒情性を統合した画風を作り上げました。
帰国後、彼の作品は日本のモダニズム文化に迎えられ、百貨店や画商からの依頼で個展を開催するなど、次第にその名声を高めていきました。彼の代表作には「パラソルさせる女」や「超現実派の散歩」などがあります。
1930年代から1950年代にかけて、東郷の作品は「青児美人」として知られるデフォルメされた女性像が特徴的です。これらの作品は、多くの装幀や挿絵、室内装飾、舞台装置などに使用され、広く人気を博しました。
1960年代以降、東郷はさらに画風を進化させ、抽象画の要素を取り入れた作品も制作しました。彼はまた、アフリカやアラブ諸国、南米などを訪れ、そこで得たインスピレーションを作品に反映させました。彼の後期の代表作には「タッシリ」などがあります。
東郷青児はその生涯を通じて多くの賞を受賞し、1969年にはフランス政府から芸術文化勲章を、1976年には日本政府から勲二等旭日重光章を授与されました。また、彼の作品は現在も多くの美術館に収蔵されており、その影響力は今なお続いています。
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