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【海老原喜之助】油彩画 査定 鑑定 買取 致します

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海老原 喜之助
キャンバスに油彩


◎海老原喜之助の芸術

海老原喜之助(1904-1970)は、鹿児島県出身の洋画家で、フランスと日本で活躍しました。彼は、1923年に19歳でフランスに渡り、パリで藤田嗣治に師事しながらエコール・ド・パリで注目されました。特に、彼が多用した鮮やかな青色は「エビハラ・ブルー」として知られ、独自の色彩感覚が高く評価されています。

海老原の作品には、馬や雪景色をモチーフにしたものが多く、これらは東洋的な趣を持ちながらも、西洋の技法を融合させた独特のスタイルが特徴です。彼の青と白を基調とした雪景作品は、シンプルな色彩でありながらも詩的な雰囲気を醸し出しており、パリでの初期活動から晩年に至るまで、継続的にこのテーマを追求していました。

1935年の代表作『曲馬』は、パリから帰国後に独立美術協会に入会し、そこで発表された作品です。この作品は、形態の単純化と色彩のコントラストによって生み出される詩的表現が評価され、海老原が日本洋画界で確固たる地位を築くきっかけとなりました。また、戦後は抽象的なモザイク模様を取り入れた『燃える』や『蝶』など、より色彩に焦点を当てた大胆な作品も発表しています。

1951年には熊本市内に「海老原美術研究所」を設立し、多くの若手画家の育成にも尽力しました。また、熊本での文化振興に貢献しながらも、1950年代以降は日本とフランスを行き来し、晩年には再びパリに戻り活動を続けました。

海老原は1964年に芸術選奨文部大臣賞を受賞し、1960年代にはパリにて多くの個展を開催。1970年にパリで逝去しましたが、その独自の色彩感覚と表現力は今なお高く評価されています。

彼の作品は、国内外の美術館に所蔵されており、没後も数多くの回顧展が開催されています。

海老原喜之助

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