【安井 曾太郎】 油彩画 査定 鑑定 買取 致します
安井 曾太郎
キャンバスに油彩
◎ 安井 曾太郎の芸術
安井曾太郎(1888–1955年)は、日本の洋画界で先駆的な役割を果たした画家で、「安井様式」として知られる独自のスタイルを確立しました。京都市出身で、若い頃から美術への関心を示し、1914年にはフランスに留学し、パリのアカデミー・ジュリアンでジャン=ポール・ローランスに学びました。この時期、ヨーロッパの美術と日本の伝統を融合した新しい表現を模索し、帰国後は日本の風土や光を取り入れた独自の様式にたどり着きました。
彼の「安井様式」は、黒を基調とした効果的な色彩配置、力強い輪郭線、明瞭な形態表現が特徴です。特に1930年代にかけて完成され、その代表作には「金蓉」や「黒き髪の女」などが含まれます。これらの作品は色彩豊かでありながらも深みがあり、光と影の絶妙なバランスで、描かれた人物や静物が生き生きと浮かび上がるような印象を与えます。また、花瓶に生けられた薔薇などの静物画にもその様式が反映され、後世の日本洋画界に大きな影響を及ぼしました。
安井は、二科会を脱退後に一水会を設立し、具象絵画を重視する立場を貫きました。戦後は文化勲章を受章し、名実ともに日本の洋画界を代表する巨匠として評価され、1955年に亡くなるまで多くの作品を残しました。彼の作品は東京国立近代美術館や京都国立近代美術館、アーティゾン美術館などで鑑賞することができます。
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