【エルテ】 版画 / リトグラフ 「アルファベット L'Alphabet」 査定 買取 致します。
作家名:
エルテ(ERTE)
作品名:
アルファベット L'Alphabet
作品分類:
リトグラフ
40×27cm
◎エルテの芸術
エルテ(Erté)は、ロシア生まれのフランスのアーティストで、本名はロマン・デ・ティルトフ(Romain de Tirtoff)です。彼は1920年代と1930年代に特に活躍し、アートデコスタイルを代表するデザイナーの一人として知られています。エルテは、ファッション、ジュエリー、舞台装置、グラフィックアートなど多岐にわたる分野で活躍しました。
エルテは、その生涯で、グラフィックデザインや舞台装置、ファッションデザインなど、多岐にわたる分野で多くの作品を生み出しました。彼のスタイルは、ファッション雑誌「ハーパーズ・バザー」の表紙デザインなどにも見ることができ、20世紀のファッションとデザインを形作るのに大きな役割を果たしました。
エルテの作品は、彼の豊かな創造力と独特のアートデコスタイルを反映しており、今日でも多くの芸術愛好家に高く評価されています。
◎エルテの「アルファベット・スイート」
彼の特筆すべき作品の一つに「アルファベット・スイート」があります。このシリーズでは、各アルファベットの文字を独創的かつ芸術的な方法で表現しています。このプロジェクトは1927年に始まり、40年後の1967年に完成し、1977年に発表されました。各文字は、一部が着衣で一部が裸の状態で表現された(デシャビエ)人間の形を使って形成されています。エルテのこのシリーズは、彼の芸術性と独創性を象徴するもので、センター・ポンピドゥー美術館(Centre Pompidou Museum)などで永久展示されています。
エルテの「アルファベット・スイート」は、彼の代表作の一つであり、アートデコスタイルを反映した独創的なアートワークです。このシリーズでは、アルファベットの各文字を、エルテ独特の視点と芸術性で描いています。以下は、このシリーズについての詳細です:
始まりと完成: エルテはこのプロジェクトを1927年に始めましたが、完成までには実に40年の歳月を要しました。1977年に完成し公開されたこのシリーズは、彼の芸術生涯の中でも特に重要な作品です。
デザインの特徴: 各アルファベット文字は、人間の形を用いて表現されています。この形式は、一部が着衣で一部が裸の状態で表現された(デシャビエ)という特徴を持ち、エルテのスタイルであるアートデコの要素を取り入れています。
技術的側面: エルテはこのシリーズで、彼のデザインを新たな媒体に転写するだけでなく、独創的な表現方法としてセリグラフィー(版画技法)を活用しました。彼の技術的なスキルと創造性が、このシリーズの各作品に新鮮さと深みを与えています。
展示と影響: 「アルファベット・スイート」の作品は、センター・ポンピドゥー美術館などで永久展示されており、エルテの芸術性とアートデコへの貢献を示す重要な作品とされています。
文化的意義: エルテのこのシリーズは、20世紀初頭のアートデコムーブメントを代表する作品として、今日でも世界中のアート愛好家から高い評価を受けています。
「アルファベット・スイート」はエルテの芸術的遺産の中でも特に顕著な部分であり、彼の技術的な習熟度、創造性、そして彼が追求した美的理念を示しています。
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