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【林喜市郎】 油彩 査定 鑑定 買取 致します


林 喜市郎
キャンバスに油彩


◎ 林喜市郎の芸術

林喜市郎(はやし きいちろう、1919年 - 1999年)は、日本の洋画家であり、特に民家を描いた作品で知られています。千葉県野田市に生まれ、戦後の1946年にシベリア抑留から帰国後、画家を志しました。彼は50歳を過ぎてから画家デビューという異色の経歴を持ち、全国各地の民家を題材に作品を制作しました​。

林喜市郎の作品の特徴は、茅葺き屋根の民家を描いた風景画にあります。彼は日本全国を旅し、各地の民家をスケッチして描き上げました。特に山梨県忍野村の風景を多く手掛けており、その作品は優美さと写実性を兼ね備えています。彼の描く民家は、単なる建物の描写にとどまらず、その地域独特の文化や風土、季節感を豊かに表現しています​。

林はまた、藁葺き屋根の民家に特に魅了され、それをライフワークとして描き続けました。彼の作品には、重厚感と見事な曲線を持つ茅葺き屋根の美しさや、軒下に置かれた農耕用具などの「生きている家」としての存在感が込められています。そのため、彼の作品には郷愁や懐かしさが漂い、多くの人々に愛されています​。

林喜市郎は、全国勤労者美術展で都知事賞を受賞し、日伯現代美術展にも入選するなど、その芸術性が高く評価されました。また、彼の作品は「失われた民家百景」シリーズとしてまとめられ、日本の原風景を後世に伝える重要な資料ともなっています​。

『民家を描く 十二ケ月』 林喜市郎 渓水社 1990年

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