見出し画像

【吉岡堅二】日本画 / 紙本・彩色 「静物」 査定 鑑定 買取 致します

吉岡 堅二
静物
紙本・彩色
4号


◎吉岡 堅二の芸術

吉岡堅二(1906-1990)は、日本画の革新を推し進めた画家として広く知られています。東京市本郷区(現・東京都文京区)に生まれ、幼少期から芸術に親しみ、父である吉岡華堂もまた日本画家でした。当初は彫刻を志しましたが、最終的に野田九浦に師事し、日本画の道を歩み始めます。1926年に帝展に初入選し、その後も帝展や新文展に作品を出品し続け、多くの賞を受賞しました。

彼の作風は大胆なフォルムと豪快な筆致で知られており、伝統的な日本画の枠を超えた新しい表現を模索し続けました。戦後には「創造美術」を設立し、さらに新制作協会日本画部や創画会の設立にも関わり、現代日本画の発展に大きく貢献しました。吉岡の代表作には、戦争記録画「高千穂降下部隊」や「カリジャティ西方の爆撃」などがあり、これらの作品は戦後にアメリカから返還され、東京国立近代美術館に所蔵されています。

また、彼は戦後の復興期に、日本文化の保存にも尽力しました。特に、法隆寺金堂壁画の再現模写に携わり、歴史的な文化財の保護にも貢献しました。この再現模写は、吉岡の緻密な技術と深い歴史的知識が必要とされるプロジェクトであり、彼の卓越した技術が発揮されています。

吉岡堅二は、1971年には日本芸術院賞を受賞し、その後も数々の賞を受け、日本画界における功績を確固たるものにしました。彼の作品は、東京都立近代美術館や平塚市美術館など、国内外の美術館に広く所蔵されています。


https://art-kaitori-iura.online/

➡️井浦歳和・絵画、美術品取引の専門家

吉岡堅二

の作品を買取、査定致します。
是非 ご連絡下さい。

美術商として、毎月1000点以上の作品の取引に直接関わらせていただいております。

絵画、美術品取引の専門家として、皆様のお役に立てたら幸いです。

その他の絵画、美術品の事でもなんでもお気軽にご相談ください。


➡️お問い合わせ・ご連絡先

井浦携帯直通 090-2494-0390

メール roid1@me.com

井浦個人LINE あなたのアートのコンシェルジュとしてお気軽にご登録ください。
https://lin.ee/eTCfxLv

https://art-kaitori-iura.online/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?