【浜口陽三】 銅版画 / カラーメゾチント「黒いさくらんぼ」 査定 鑑定 買取 致します
浜口 陽三(HAMAGUCHI Yozo)
黒いさくらんぼ
1962年
カラーメゾチント 19.6×24.6cm
◎ 浜口陽三のさくらんぼ
浜口陽三(1909年-2000年)は、日本の著名な銅版画家であり、特にメゾチント技法を用いた作品で知られています。彼はメゾチントの技法を復興し、さらに色版を重ねて刷る「カラーメゾチント」を開拓しました。これにより、黒の濃淡だけでなく、鮮やかな色彩を表現することが可能になり、その技術は世界的に高く評価されています。
浜口の「さくらんぼ」の作品は、彼の代表的なカラーメゾチント作品の一つです。このシリーズでは、漆黒の背景に浮かび上がる赤いさくらんぼが、幻想的かつ詩的な雰囲気を醸し出しています。彼の作品は、静物画としての構成が緻密でありながら、見る者に静かな感動を与えます。
例えば、「さくらんぼと青い鉢」(1976年)は、その美しい色彩と静謐な雰囲気で知られており、吉祥寺美術館に所蔵されています。また、「22のさくらんぼ」や「14のさくらんぼ」など、さくらんぼをモチーフにした作品は多数存在し、それぞれが異なる色彩や構成で描かれています。これらの作品は、メゾチント技法の持つ微妙なグラデーションと鮮やかな色彩の組み合わせによって、他に類を見ない独特の美を生み出しています。
浜口陽三の作品は、東京都中央区のミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションや吉祥寺美術館で展示されており、多くのファンに愛されています。彼のさくらんぼの作品を通じて、メゾチント技法の魅力と彼の独自の美的感覚を感じることができます。
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