江戸時代の出版プロデューサーから学ぶ

こんにちは、ことえです。

昨夜から始まった2025年NHKの大河ドラマ『べらぼう』を見始めました。

久しぶりに大河ドラマを見ています。

（前シーズンの『光る君へ』もかなり気になっていたのに、結局見そびれてしまった・・）

私が『べらぼう』を見ると決めた理由は、今回の主人公が

蔦屋重三郎

（つたやじゅうざぶろう）だったからです。

蔦屋重三郎は江戸時代後期に活躍した人物で、本や浮世絵などの絵を作って売り、江戸の大衆文化を広めた方として名を残しています。　

いわば江戸時代の出版プロデューサー✨

重三郎は喜多川歌麿が描いた浮世絵や、山東京伝が書いた面白い物語などをたくさんの江戸の人たちに届けたそうです。

そして重三郎の仕事は、工夫がつまっています。

作家や絵師を見つけるだけでなく、本のデザインや印刷にも工夫をして、見た目がきれいで手に取りやすい本を作ったり。

浮世絵や物語を広めるために、庶民でも買いやすい値段にしたりとにかく色んな策を練って、いろんなことをやりながら、結果として江戸の人々が芸術を気軽に楽しめる文化を築くことになったようです。

彼の仕事は、芸術と商売をうまく組み合わせたもの。
いってみたら江戸時代の先駆的な出版プロデューサーだったんですよね。

私にとって重三郎が興味を惹かれるところは、最初はただの貸本屋さんで働いていた重三郎が、出版プロデュース業を通して江戸の文化の発展にまで貢献したストーリーです。

そこには色々な想いがあったみたいですね。
（重三郎が吉原出身だったこともあって、格差社会の中で貧しさに苦しむ女郎たちの地位を上げてあげたい！という意図もあったことを知りました。）

ただものを売るだけでなくちゃんとその先の『想い』がのっているからこそ、良い循環が起こるんだな〜と思いました。

私は今、Kindle出版サポートをさせていただいてますが、
本も出せばいい、売れればいいよね、ではなくて。

想いを込めた一冊が作った方はもちろんのこと。
読んだ方や、その先の未来までみんなが幸せになっていけるようなサポートができるようになるのが目標です。

そんな令和の新米出版プロデューサーの私は、江戸時代の敏腕出版プロデューサーから色々学ぼうと思っています。

まだ大河ドラマは、まだ始まったばかりなのでこれから観る方もまだまだ楽しめますね。

毎週日曜日の夜が楽しくなりそうです♪