『男はつらいよ』の寅さん
『男はつらいよ』の映画で印象に残っているシーンがあります。
寅さんを駅まで見送りに来た高校生になる甥の満男(みつお)が寅さんに尋ねます。
私はこの後の寅さんのセリフが大好きです。
先日、寅さんサミット2024に行ってきました。
寅さんサミットは、映画の舞台であり寅さんの故郷となった東京都、葛飾柴又で行われたイベントです。
特設会場も、商店街も、帝釈天の前もとても賑わっていました。
寅さんのコスプレをした方もたくさん♪
私は映画『男はつらいよ』の寅さんが大好きです。
日本各地に旅をするフーテンの寅さんは、毎回旅先で恋におち、騒動がまき起こります。
どこか懐かしい日本の昭和の風景と人情を感じる、とてもあったかい映画です。
私は寅さんの何が好きかって、もう一言で語り尽くせません。
地位も名誉も、ちゃんとした仕事さえ持っていない寅さんですが、
妹想いで優しく、面白く、人としての魅力や人情やいろんなものを持っています。
もちろん寅さんは俳優の渥美清さんが演じた架空のキャラクターなのですが、私にとって寅さんはほんとに生きていた人のような感覚です。
寅さんを見ていると何だか肩の力が抜けて、人として大事な部分を思い出させてくれる気がするんですよね。
寅さんサミットは終わってしまいましたが、
柴又駅前は普段の日に遊びに行っても楽しい場所です。
商店街はお店が連なっていて、寅さんの撮影で使われたお団子屋さんやお蕎麦屋さんもあります。
個人商店が多く、駄菓子屋さんがあったりと、歩くだけでも楽しいです。
そして柴又に行ったら、私のおすすめは「葛飾柴又寅さん記念館」です。
寅さんの映画の風景やジオラマあったり、昭和の家の雰囲気がのぞけたり、寅さんをあまり知らない方もとても面白いと思います。
記念館の隣に「男はつらいよ」の監督をつとめられた山田洋次さんのミュジーアムも併設されています。ご興味ある方は足を運んでみてくださいね。
私はよく、寅さんが生きていたら「今の時代をなんていうかな?」と想像したりすることがあります。
もう一回映画で会いたかったなー。
私の中で印象に残っている映画のセリフです。
生まれてきてよかったなぁといういつかの日が見たくて、
何だか明日も生きようとおもいます。
『男はつらいよ』私のおすすめ映画シリーズの一つです。
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