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正解を求める教育?

ここ数年、私の部署にも若手社員や新入社員が配属されて来ます。
2〜3年経ち仕事を任せてみますと、さまざまな問題にぶち当たります。私は、その時に「まず自分で考えてみなさい」とやらせているのですが、若手社員はすぐに正解、答え求めて来ます。

日本は20年前から成熟社会に突入しています。テクノロジーの発展やいろんな進化と共に社会の流れが急速化しています。急速化が早ければ早いほど社会の変化が激しいのです。私の育った時代は成長社会とともにバブル期に入り、みんなが同じ方向で成長を求めてた時代でしたが、今の成熟社会では個別的な考え方や変化に対して『正解の無い社会』になっているのではありませんか?
そんな社会の変化に対して教育は、まだ正解を求めたり記憶力、物事を当てはめる教育のまま行っているのではないでしょうか?
正解の無い社会での対応をするには、基礎的な教育はもちろん必要ですが、小さい頃からの変換力や編集力を身に付けることが大切ではないでしょうか?

私はこう思うのです。
『正解主義から修正主義』に教育を変えていかないと、今後競争社会から取り残されるでしょう。

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