緊急事態宣言発令予測、まとめレポート
PredictionGeeksで行われた予測トピック「緊急事態宣言が12月中に再び発令されるか?」についてのまとめレポートです。
予測結果
最終的な集合知予測:4.6%(12月中に緊急事態宣言が発令される確率は4.6%だと予測されていた)
実際の結果:2020年12月中に緊急事態宣言は発令されなかった
この予測トピックは、新型コロナウイルス感染の「第二波」もしくは「第三波」がきていると言われている中で、政府が感染拡大対策として緊急事態宣言を発令するかどうかを考えるために行われた。
政府は12月中に緊急事態宣言の発令を行わなかった。
集合知予測は緊急事態宣言が発令される確率は4.6%と予測していた。予測の精度はかなり高かったと言える。
止まらない感染拡大
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。下のグラフは2020/11/01から2020/12/31における日本全国の新規感染者数(7日間移動平均)を表している。
11月1日時点では700人弱であったが、12月31日には3500人を超え、2ヶ月で5倍以上になっている。特に東京都では12月31日に新規感染者数が1300人と初めて1000人を超え、過去最大になっている。
この状況に対して、東京都は緊急事態宣言の発令を政府に要請することも視野に入れている。
一方で菅首相は12月31日、記者に対し緊急事態宣言の発令については名言しなかった。
予測動向
予測期間:2020/12/01 ~ 2020/12/25
平均予測値は期間を通じて低く予測されていた。感染者数が増加していったのに対し、予測平均はほとんど変化がなかった。これは、予測者たちが「感染者数が増えても政府は緊急事態宣言は発令しないだろう」と考えていたためだと考察できる。
PredictionGeeksについて
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