障害者維新・改革プラン
僕が掲げているビジョンは障害者維新・改革です。
今現代社会では、障害者差別が問題になっています。原因としては、障害者の対応方法がわからないのだと考えています。しいて言えば、障害者と接する機会が少ない方が多いです。
聴覚障害者の私が入社した時、聴覚障害者と一緒に働くのは初めての経験だと言われました。その時はまだ20歳でその言葉にピーンとこなかったのですが、今思うと、経験がなく、対応方法がわからないなどがあります。今ここで聴覚障害者についてお話をします。
聴覚障害者と現代社会との問題点
聴覚障害者の何気ない行動がそのままその人の印象として捉えてしまうことはよくあります。例えば、安全確認のため、キョロキョロすると、健聴者にとっては、「集中力のない人だな」という印象を与えてしまうこともよくあります。また、お店などで、申し込みする際、耳が聞こえないので筆談をお願いしますと伝えても、応じてくれない場合があります。また、対応方法がわからないから断られる場合もあります。
こういうニュースもありました。
JR尼崎市駅近くにある居酒屋に予約を入れようとしたところ、聴覚障害がある、という理由で断られ、ろうあ協会が抗議した、というニュースが報じられた。
注文する際の筆談も「対応不可」という居酒屋の対応に、ろうあ協会関係者は「筆談すらできないとなれば何処にも行けない!」と抗議したところ、店側が謝罪することになった。しかし、ネットでは「店が悪いとは思えない」などと、ろうあ協会などを批判する意見が出る事態になっている。
https://www.j-cast.com/2016/08/01274162.html?p=allより引用
よく見ると、「店が悪いとは思えない」とありますが、聴覚障害者の私の意見は
「店は悪くないと思っています。対応方法がわからなかっただけのこと。ただ、対応不可という表現は聴覚障害者にとっては非常に傷つきます。僕もそういわれたら、傷つきますし、二度と行きたくありません。むしろ、対応方法がわからないのなら、予約しに来た時点でどう対応したらいいかなどを確認したり、店側で聴覚障害者のためのサービスを用意したりすれば、傷つけずに気持ちよく利用していただけたのかと思う。そうすれば、聴覚障害者の間の評判が高まると思っています。」
です。
ただ、聴覚障害者の私は、まだこういうお店があると思っています。お店に限らず、どこでもそうだと思う。理解できれば、対応方法が変わると私は思っています。
とある会社の会長は健聴者ですが、息子は聴覚障害者です。会長のおかげで、とある会社の聴覚障害者の従業員が何人かいています。なぜなら、理解があるからだと考えています。しかも、聴覚障害者の息子を育てた経験が20年ほどあるらしいので、対応方法も熟知しているからです。しかも、会長ですし、役員などに聴覚障害者への対応方法が教えることだってできます。
ですが、日本の人口は12602万人(2020年1月)です。そのうちの聴覚障害者の人口が35万人ほどいると言われています。めっちゃ少ないですね・・・。
なので、聴覚障害者と接する機会が少ないのも理解できます。理解がまだまだ広めてないのもわかります。ですが、今ネットで12602万人に発信することが可能になっています。ネットの力を借りて、理解を広めていくことが大事だと思っています。
そのために、聴覚障害者の私が、障害者について発信するのが仕事だと思っています。
発信を続ければ、世の中が少しでも変わると僕は確信しています。なので、発信を続けます!!
『障害者維新・改革』とは?
障害者に対する偏見をなくし、障害者が健聴者と同じように活躍の場を増やすこと。僕が一つだけ悲しいことがあります。
オリンピックは積極的に放映されているのに、パラリンピックの放映はあまり見ない。それはなぜだろうか。疑問でしかありません。聴覚障害者の私からすれば、障害者差別です。障害者も健常者と同じように活躍したり、楽しんだり、情報開示を求めたりするなどの権利があるはずです。
健聴者に対して提供し、障害者に対して提供しないのは、差別です。活躍している障害者はたくさんおられますが、それでもまだまだ差別している方がおられます。聴覚障害者の私に「聞こえないからできないんだよ」と言われたことがあります。
障害者に対する偏見をなくす、障害者でも活躍できる場を増やす、障害者も情報開示できるようにするなど、いわゆる、健聴者と同じようにできるようにするのが「障害者維新・改革」です。
『障害者維新・改革』の目的
先ほど供述しましたが、障害者の対する偏見をなくす、障害者でも活躍できる場を増やす、障害者も情報開示できるようにするなどとありますが、これがまだまだできてないのが現状です。原因としては、障害者に対する理解が乏しいことです。なら、障害者の私たちが発信を続けて、理解を広めていくしかないのです。
発信を続ければ、こんなことが起きると考えられます。
・障害者を積極的に採用しようという企業が出てくる。
・経営者などが目に留まり、障害者に夢を与えようかと考えてくれる人が出てくる。
・障害者の対応方法を学びたいという人が集まってくる。
・障害者に勇気が持てる。
などなど。いいことが起きると私は確信しています。
時々、障害者でも活躍されている記事を目にするようになり、勇気がもらえています。しかし、まだまだ理解が少ないのが現実です。なので、聴覚障害者の私が発信していき、「障害だからできないことはない」というモットーで発信し続けて、活躍できる場を増やしてあげたいです。
聴覚障害者の私の夢
・障害者の僕でもパソコン1台で自由を勝ち取れたと世の中に証明し、障害者に影響力を与える存在になり、「障害者維新・改革」を推進していき、障害者の教育者になることです。
要は、「ITで人生が変わった聴覚障害者」と言われるような存在になることです。人生が変われば、影響力を持ち、障害者に勇気を与えることができ、障害者の成功者を増やしたいのが、私の夢です。
障害者の成功者を増やせば、ネットの力を借りて、「障害者でもできる」という認知が広がることができると、私は考えています。
そのために、まず、私が成功しないと何も始まらないと思っているので、私が夢を叶えられるように日々継続をします。
まとめ
『障害者維新・改革』とは、健常者と同じようにできるようになる社会にすることです。
時間がかかるのは十分理解しています。先ほど供述しましたが、日本の人口は12602万人がいるために、全員発信しようとすれば、100年かかると思ってもいいぐらいに時間がかかります。ですが、今はTwitterがあります。それでも時間がかかります。
発信を続ければ、1人でもいいので、理解が広めれば、聴覚障害者の私は非常に嬉しいです。
『障害者維新・改革』の土台は、健常者に対して、障害者に対する理解を広めていくことです。
それができなければ、何も始まりません。理解を広めていくことを、まず頑張ります!
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