👤Meeplesって何?
ミープル(Meeple)とは、ボードゲーム用の小さな駒のことで、通常は様式化された人間の形をしている[1][2][3]。ミープルはドイツ式ボードゲーム(「ユーロゲーム」)のアイコンと呼ばれている[4]。
ミープルはポーンよりも擬人化されている。ポーンが様式化された頭部と胴体を持つのに対し、ミープルはより人型に近い形をしており、手足がある。[3] 多くの現代ゲームにおいてポーンに取って代わり、後者は古典的なゲーム以外では珍しい存在となっている[5]。
ミープルは1984年のゲーム『Top Secret Spies』によって登場したと考えられている。2000年にハンス・イム・グリュック社から出版された『カルカソンヌ』[2][7]は、ミープルの現代的な概念と形状を広めたとされている[5]。
現代のミープルはドイツのゲームデザイナー、起業家、Hans im Glückの創設者であるBernd Brunnhofer [de]によってデザインされたと思われる。当初は「フォロワー」と呼ばれていたが、2000年11月にアメリカのゲーマーであるアリソン・ハンセルがミープルという名前を作った[9][10]。 [11]この言葉はBoardGameGeekというウェブサイトを通じて広まった[5][11][12]。2000年11月27日、ハンセルはUnity Gamesのフォーラムに、これらのフィギュアをミープルという言葉で表現することを提案する投稿を行った[13]。
例えば、タイニー・エピック・クエストには武器など様々なアイテムを収納できるカスタマイズ可能なミープルがある。[14] カルカソンヌの拡張を含むいくつかのゲームには、ミープルと呼ばれることもある非人型の形をした木製の置物がある。 [例えば、ディクシットにはウサギ型のミープルがある[5]。農耕動物のミープルは「シープル」、モンスターは「クリープル」、ロボットは「ピープル」と呼ばれることがある[5]。