#13 植物性ゴルフゲーム『Tree Golf』
種を飛ばし植物を根ざしていくことを繰り返してゴールを目指す、ちょっと風代わりなゴルフゲーム。植物は土の部分でしか成長できないので、土へ目掛けて種を吸着させるイメージで飛ばしていく。本来のゴルフと違い、バンカーを狙って打っていく逆転の感覚が面白い。土さえあれば垂直に反り立った壁でも問題なく成長するから、アクロバティックなアプローチも可能だ。
ゲームが進むと、水を使って植物をツタ状に伸ばすことができるようになり、手触りがさらに楽しくなる。伸ばした植物が枯れると、土と同様に種を植えることができるので、パズルの風味も出てくる。
いちおう打数はカウントされているが、あくまで自己チャレンジという枠組みなので、クリアするだけならいくら打ってもペナルティはない。あと、このゲームが初めてというわけではないだろうけど、軌道とショットパワーをワンアクションで決定できるUIも直感的かつスマートで良かった。
サクッと遊べてサクッと終わるカジュアルさのなかに、一か所に根付くとあとは自らを犠牲にして子孫を残し種の繁栄へ繋いでいくっていう植物の生き様が表れていて、思った以上に深いゲームなのかもしれない。
プレイ時間:10分くらい
ココイチでカレー食べます。