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世界から日本を称賛する声―夏季休暇中に思ったこと|迷想日誌

日本の威信をかけた東京オリンピックが無事終了しました。
全世界から祝意や感謝の意思が寄せられているようで、コロナ禍の中でも大成功というほかありません。
事前には中止意見が多かったものの、政府などの実施決定は正しかったといえます。

世界からは次のような意見表明が殺到しています。
インドのナレンドラ・モディ首相は「日本国民、東京都に感謝します。
このような状況でもオリンピックを成功させたました。
逆境に負けないという強いメッセージを発信し、スポーツが人と人を結びつける強い手段であることを証明しました」。

台湾の蔡英文総統は「東京オリンピックは成功裏に幕を閉じました。
アスリート達にとって最高の舞台を提供してくれた日本の方々およびすべての関係者に深くお礼を申し上げます」。

イギリスのボリス・ジョンソン首相は「世界中のアスリートを受け入れてくださった日本の皆様に心より感謝いたします。
非常に困難な時期にあってもオリンピックには人と人、国と国を結び付ける力があることを示してくれました。ありがとうございました」。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は「日本の皆様、オリンピックの成功、おめでとうございます。
前代未聞の状況でしたが、素晴らしい時間を過ごすことができました。私達はこれを必要としていました」。

多くのアスリートからも心からの祝意と感謝が寄せられました。
たとえば、アイルランドのナタリア・コイル選手(近代五種)は、「不可能と思われていた大会を無事に開いていただき感謝しています。
この大会は選手に目標と果てしない誇りを与え、自国の人々に娯楽を与えてくれました」。

とくに、晴海の選手村施設の素晴らしさやボランティアのホスピタリティ、行き届いた食事などには、アスリートから無数の高い評価と感謝がSNSなどに挙がっています。

コロナ感染者増加の下で不安はありましたが、思った以上に成功を収めたオリンピックだったと考えます。
日本の世界的評価も一段と高まり、近い将来のコロナ収束後には、日本観光や定住をめざす外国人が以前にも増して拡大することとなるでしょう。

労働新聞編集長 箱田 尊文

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