【第10話】卒検その一
どうも、Pechiです。
年末年始をはさみ、しばらく更新が途絶えていましたが、
いよいよ卒検まできましたね!!
迎えた当日!!
卒検当日。
この日はSHEINさんの大型二輪も一緒に受験でした。
そう、実はあっさりと大型も進んでいました。
普通→大型だと課題も少なくて、
けっこうつまらなかったようです。笑
コースを渡され
検定の注意事項などの説明を受けます。
その日はもう一人女性の受験者もいました。
二輪以外にも受験者は10人弱いるようでした。
緊張で説明は若干上の空…。
とりあえず直前のみきわめでは
いつも通りにやれば少なくとも
合格することはできそうだったので、
ひたすら落ち着くことに専念しました。
寒空の下…
順番は2番目でした。
試験管はD教官、今日も笑顔です。
その間にSHEINさんの大型二輪の検定も
スタートしてしまったため、
バイク小屋ではひとりぼっちとなりました。
1番目の人は…どうやら大きなミスなく終えたようです。
次か…!!
いよいよ始まる!
最初は慣らしなので、発着点まで最後の確認をします。
ちょっとくねくねしたり、スピード出してみたり、
うん、まあまあいい感じ!
発着点前で緊張のあまり1回エンストしましたが。笑
『自分のタイミングで始めてくださいね。』
「お願いします。(ぺこっ)」
順調に課題をクリアー
最初の課題は8の字→クランクです。
直前の教習でクランクを心配されましたが、
難なくクリアー。
踏み切りをこえて、スラローム。
タイムは極端に遅くなければいいと思っていたので、
ここも大丈夫でした。
その間の左右確認なども、おそらく忘れずにやれています。
よし、このまま落ち着いていこう。
遠くを見ると、SHEINさんはどうやら最後の急制動を
やっているようでした。
半分ほど終えて
次は一本橋です。
いつの間にかできるようになって以来、
落ち着いて渡ればタイムもばっちりになっていたので、
深呼吸して渡りはじめました。
…ぶん!
あれ!?
乗り上げるところはできたのですが、
3分の1ほどのところでアクセルが回ってしまい、
そのまま脱輪しました。
脱輪
…
落ちた??
落ちたね
あぁぁぁぁ。
しばらく放心状態でした。
『どうしたの?いつもできてたのに?』
「わ…わかりません。」
『とりあえず続き走れる?』
そう、不合格が分かっていても、
最後まで走りきらないといけませんでした。
もう、どうせ不合格なのでやけくそです。
全く緊張しないので、とてもスムーズに残りの
坂道発進と急制動をこなしました。
合格発表で
その日受験した人の中で
不合格なのは私ひとり…みじめでした。
SHEINさんの手続きを待つ間、
息が苦しくて涙が止まらなくて、辛くて辛くて…。
もう、なんでこんなに頑張ったのにできないの?
合格できないの??
とりあえず次の卒検までには補習が必要なので、
予約と次回の卒検の予約もなんとか行いましたが、
もう辛い思いしかなくて、
無事SHEINさんが合格したことを素直に喜ぶ
余裕なんてひとかけらも残っていませんでした。
ただ、完全にはあきらめていませんでいた。
<次は絶対合格しないと!>という
大きなプレッシャーがのしかかっていました。
なぜならもう、バイクを買ってしまったから。笑
(特別編参照)