渡部建「超一流の会話力」出版記念講演会
渡部建さんの「超一流の会話力」(きずな出版)の出版記念講演に行ってきた。
マツダミヒロさんとのコラボで、グルメ繋がりがきっかけとのことだった。
流石、お笑いやMCで鍛えた話術で、終始笑いもあり、非常にわかり易く楽しい講演会であった。
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内容は以下の通り。
1.好感を持たれる人とは
2.質問の展開方法
3.受け身にならない質問とは
4.傾聴とは
5.余談(コミュ力おばけの芸能人)
1.好感を持たれる人とは
①一番好きな話は?
⇒ 自分の話
②一番好感を持つ人は?
⇒ 自分の話を聞いてくれる人
③好感を持たれる人は?
話し上手 < 聞き上手 < 質問上手
⇒ 単に聴くだけでなく、自分のことを引き出してくれる人
*マザー・テレサ:「愛する」の反対は「無関心」である。
⇒ ということは、「関心」をもつことが愛するということ
「関心を持つ」= 相手に質問する
2.質問の展開方法
①「縦 横 前 後」とは
一般的に質問は深掘りする(縦)、またそれに関連すること(横)と言わることが多い。
但し、それだと盛り上がらないことも多い。
では、どうするか?
過去の話(前)、今後の話(後)に降ると、感情が伴うため、盛り上がり易い。
「前」は経験による臨場感、「後」はワクワク感。
②共通点を見つける
・共通点が見つからない場合
⇒ フレームを広げる
【例】ジャイアンツファンなんです!
・相手がジャイアンツファンであればそのままでok
・相手が違ったチームのファンであれば、野球観戦が共通点
・サッカーファンであれば、スポーツ観戦が共通点
・そもそも他のことが好きだったら、趣味に没頭することが共通点
といった様に範囲を広げると、必ず共通点になる
・共通点がある場合の留意点!
⇒ 相手の話をジャックしないこと。
あくまで相手に話をさせることに徹底すること。
・共通点が無く、全く知らない話題になる場合
⇒ 大チャンスと思え!
自分が話せることがないため、自ずと相手が話の中心になる。
3.受け身にならない質問とは
①褒めを盛り込む
⇒ 〇〇が素敵だが、どこで買っているのですか?
〇〇ですが、どうやったら、そういう風になるのですか?
②変化に気づいていることを盛り込む
⇒ いつもと〇〇が違いますがなにかあるのですか?
③事前に調べておく
⇒ あまり強調しすぎると重いが、さり気なく事前調査してきたことをアピール
④アドバイスシーキング(最強!!)
⇒ 相手にアドバイスを求める!
アドバイスをすることが続くと、自然に相手に好意を持つということを利用
4.傾聴とは
*ダライ・ラマ:「自分の話」知ってることをリピートしているだけ
「他人の話」もしかしたら知らないことを聞けることになるかもしれない
①オウム返し ⇒ 結構難しい
②相槌 ⇒ 相手の感情に寄り添うことが大事
③こまめなフィードバック
などがあるが、共通して重要なことは、「非言語」の部分が重要ということ。
放った言葉がいかに立派でも、言い方や振る舞いによって、台無しに!
最も効果的なのは、オーバーリアクション
(笑い、ゲラ)!!
⇒ MCで有名な、さんま、有吉などが典型
以上。
最後に、質問コーナー!
事前に想定していた質問をと手を挙げたら、指名を頂いた。
Q)憧れの方、凄いと思っている方と対面する際、どうしても緊張したり、よく思って頂きたいと感じたりしがちですが、その後、関係を繋げていくことも踏まえて、お二人が意識している点はありますか?
A)隠さないということ。
事前に緊張してしまってることを開示してしまう。緊張していることが見えるのが一番みっともない。
「お会いできるので、緊張してしまってます。変なことを言ってしまうかもしれません。」
などと予め言ってしまう。
それを言われて嫌な感じになる人は恐らくいない。
対談も時間一杯だった関係もあり、唯一の質問者であったので、取り上げて頂けラッキーだった。
渡部建
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