初恋 散文詩#22
景色が白に見えるほど
照りつける陽の陰に居た
君は陽より目立ってた
夏休み塾の帰り道
ある秋の日の帰り道
まだまだ暑くYシャツが
肌にくっつき気持ち悪い
その時君が差し出した
タオルは夕陽で染まってた
裏山が薄い赤になり
肌寒くなった帰り道
使うにはまだ少し早い
カイロを差し出す君の隣に
赤い木の葉を散らすような
風を僕は吹き付けられた
景色が白に見えるほど
照りつける陽の陰に居た
君は陽より目立ってた
夏休み塾の帰り道
ある秋の日の帰り道
まだまだ暑くYシャツが
肌にくっつき気持ち悪い
その時君が差し出した
タオルは夕陽で染まってた
裏山が薄い赤になり
肌寒くなった帰り道
使うにはまだ少し早い
カイロを差し出す君の隣に
赤い木の葉を散らすような
風を僕は吹き付けられた