イップス 雑記#1
俺は野球をやってた(引退済み)のだが、実を言うと自分はイップスを持ってる。
もう今はだいぶマシにはなっているけど、それでもちゃんと健在してて…
中1〜中2の夏まではキャッチャーだった。
がたいがいい方(笑)だったせいだろう。
イップスの症状が出てきたのは2年の夏の真ん中。
新チームになって初の公式戦だった。
試合前にブルペンでピッチャーの球を受けているときだった。
投げてるとなりで先生が後ろをむいて
話していた。
(先生に当てないようにしなきゃ…)と思いながら返球していたのだが、多分意識しすぎたのだろう。返球がすっぽ抜けてしまった。
そこから全て崩れた。返球が抜ける、引っ掛けるなど目も当てられない状態だった。
それでも公式戦も最初はキャッチャーで
出場した。
でも返球が上手くいくはずもなく…
初回で交代だった。
後に判明したのは、近めの距離を軽く投げようとしたらイップスが出るということ。
逆にある程度力を入れて投げれば
普通に投げれる。
原因はそこに先生がいたというのもあると思うが、夏の練習で遠投をめっちゃしまくって、近い距離の投げ方を忘れたのもあると思う。
そこから半年ぐらいは野球へのモチベがなかった。練習のサボりも多くなった。
ボールを握るのが怖くなったのだ。
そして、それは日常生活にも影響した。軽い不眠症や動悸が起きたりする。寝れたとしても悪夢を見たりした。
精神的にも追い込まれてしまい、自◯を考えてしまうほどだった。
冬ぐらいからは動画とかみて投げ方を1から学び直した。
徐々にイップスは改善されていったが、それでも完治まではいかなかった。
それでもマシになってよかったと思う。多分あのままだったら今どうなってたかわからない。
逆にイップスのおかげで今があるのかもしれない。
とにかく当時の努力が俺を救ってくれたのは違いない。ありがとう昔の俺…
これからもちょくちょく雑記を書いていこうかなぁと思う。昔の出来事とか色々と。