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地図 ショートショート#5
私はある特殊な"地図"を持っている。
見た目は自分の街が描いてあるは普通の地図。
だけどこれには不思議な力がある…らしい。
詳しくは知らない。
実を言うとこれは通りすがりのお婆さんから
頂いた…いや押し付けられたものだった。
「これに書き足してみな、そしたら…」
とだけいいさり、どこかに歩いていった。
追いかけはした。だけどその先は道があった 行き止まりだった。
ん?今言おうとしたことが…?いや、気のせいか…
とにかくこのよくわからない地図はトイレに飾ってある。
(ハザードマップみたいに使おうかな…)
そんな事を思いながら地図を眺めていた…
気づけば手にペンと地図を持って外に出ていた。
好奇心を抑えきれなかった。
場所は人気のなく、特に住宅もない通り。
そこで地図の同じ場所に適当な線を描き入れる。
そして地図から目を離し、書き入れた所を見ると前々からあったかのように違和感もなくそこに
たたずんでいた。とっっっても細い道が。
多分ボールペンで一本線を書いただけだからかな
次は別の位置にボールペンで何度も線を重ねて
書いた。そして行き作は…
「天国」とか書いちゃったり?まぁ道をつなぐわけだし帰ってこれるでしょ!
あとがき
今回はまぁ心霊というより…都市伝説?的な感じのショートショートを書いてみました。
なんかさっきまで書く気はなかったのに、ちょっと構想出しておこうと思ったら書き切っちゃうのよねぇ…悪い癖だわ。
だってあんまり考えを熟成しきれてないのに書いちゃうから結果出来があんまり良くなくなる。
一回書きたい欲を抑えて2回に分けて書いてみようかな…