ドラゴンズドグマ2の感想
覚者の新たな旅が今始まる!
■ドラゴンズドグマ2
めちゃくちゃハマって超がつくほどやりこんだドラゴンズドグマの続編が約10年ぶりに出るという事で早速やってきました\(^o^)/
まだプレイ時間は15時間ほどですが、現時点での印象を書くと、
良く言えば「ドラゴンズドクマらしさを前作から受け継いた正当な続編」
悪く言えば「前作から進歩があまり見られない続編」って感じでした。
前作ハマっていた方にはまさにこれこそがドラゴンズドクマだっていう一定の満足度は得られると思いますが、不便だった点がそのままどころか悪化してるんかいって思う事がちらほら感じる所があると思います。
今作で新しく始める方にとっては正直言ってどう捉えられるか未知数って感じですね。
ゲーム設計が古臭いと言うか不便な仕様だらけだった10年前のゲームみたいだったり、リアルさを追求しすぎて不便になってたりする所があるので、そこを許容出来るかどうかで好き嫌いが別れるゲームだと思います。
以下、感想をまとめてみたので、ドラゴンズドクマ2が気になっている方の参考になれば幸いです。
▶ストーリー
メインストーリーあまり進んでいないのでなんとも言えませんが、王道的でわかりやすくなっていると思います。
ムービーめっちゃ綺麗ですし、可もなく不可もなくって感じですね。
ただいくつかのサブクエやった所、救いがなくて後味が悪い話がちらほらあるのが気になりました。
▶アクション
色んなジョブがあってジョブごとに立ち回りがガラリと変わるので、アクションはかなり楽しいです。
前作の一部の技が今作でも使えるので懐かしい気持ちになります。
ドグマおなじみのしがみつきは今作でもあり、でかい敵に飛びついて弱点をちくちくする戦法があいからわず強いです。
とはいえダークアリズンで猛威を振るっていた火炎衣や跳弾魔従みたいなぶっ壊れ技は今の所は見られないので、だいぶバランス良く設計しているようですね。
※3月29日追記
跳弾魔従は今作でもあるようです!
※4月1日追記
魔剣士の弾ク神衣、シーフの虚心の極みが強すぎますね
あとは今作から体勢が崩れたサイクロプスの足を引っ張って倒したり、敵を橋に誘導して橋ごと落としたりと戦い方の幅が広がってるのが良いですね。
アクション面に関しては概ね満足してますが、前作であった味方の攻撃で画面が覆われて何が起こってるか全然わからん問題は解決してほしかったですね。
見えない部分はシルエット表示ぐらいはしてほしかった。
▶ポーン
ドグマの人気の秘訣とも言えるポーンシステムは今作でも最高でした。
たまに窪地にハマったり棒立ちしてたりと相変わらずポンコツなところはありますが、そこがまた可愛いと思ってしまう愛くるしさは相変わらずですし、目的地や近くにある宝箱やスポットまで先導して道案内してくれたり、高所から落下した際に下で受け止めてくれたりして非常に良いと思います。
今作では戦闘後に近づくとハイタッチしてくれる動作が追加されたり、ショップで何も買わずに立ち去ると「店員さん、何も買わないから少し残念そうな顔してましたねw」って言ったりと挙動がより豊富になっていて更に愛着が湧くようになっています。
ただ、今作で追加された竜憑きという仕様が良い印象ではありませんでした。
竜憑きとはポーンが稀に狂人化して勝手にNPCを襲ったり町のNPC全員を昇天させちゃう病みたいなものなんですが、メインクエスト進行に必要な人がいなくなったりしてゲームプレイに甚大な影響を与えてしまいます。
※アイテムでNPCを生き返らせることは可能ですが、そのアイテムは序盤は入手機会が非常に少ない。
竜憑きかどうかは目が赤いかどうかや挙動から予測するしかできないので、常に仲間を疑いの目で見ないといけなくなります。
そして竜憑きと思われるポーンの対策としては、
メインポーン→水に投げ入れる
サブポーン→新しく雇い直す。 ※目の色で竜憑きが確認できるよう目が見えないキャラや元々赤目のキャラは避ける。
という感じなんですが、メインポーンを水に投げ入れるのはあまりに非人道的ですし、サブポーンは好みのキャラを借りるという自由を損ねているので、正直言って大きく見直した方が良い要素だと思います。
いちおうとある場所に行くと治すことが出来て、ステータスもアップしたままになるというメリットがありますが、そのメリット得られるよりも龍憑き自体無くしてくれたほうが嬉しいまである。
竜憑きという世界観があるのは良いと思いますが、そういうのはストーリー上でやればいいと思いますし、プレイ環境にまで落とし込む必要はないと思うので、今後の改善に期待です。
▶モンスター
今作でもドラゴンやサイクロプス、オークにキメラにグリフォンにゴーレムなど、ファンタジーでお馴染みのモンスターと戦えるのが最高でした!
さらにメデューサやスフィンクスなどが新登場したり、ゴブリンや狼の種類が増えてたりするので、次はどんなモンスターに出会えるのかワクワクしてきます。
前作にいたウルドラゴンのようなマルチで討伐するようなモンスターも登場するのかこの先楽しみです(^o^)
▶フィールド
最新作だけあってフィールドはすごく綺麗ですね。
薄暗い森を抜けたら目の前に広大な景色が出てきた時の感動や、何が出てくるかわからない暗い洞窟をランタンの光を頼りに探索している時のドキドキ感など、オープンワールドならではの楽しさを感じられました。
こんなところにもダンジョンあるのってぐらい色んなところにダンジョンがあるのも良いと思います。
このダンジョンではどんなアイテムがあるのかなって探索していてすごいワクワク出来るのがとても良いです。
前作と比べてフィールドがかなり広いですし、じっくり探索していきたいと思います。
▶キャラクリ
種族や体形に頭などすごい細かく設定できるので、思い通りのキャラを作れるのがとても良いです!
今作では人間に加えて獣人も作成する事が出来るようになってるのも◎
ちなみに私は主人公はまだ未熟な若年エルフ、ポーンは主人公の幼少時から付き従う忠実で老獪な獣人という設定で作ってみました。
名前は金色のガッシュの登場人物から拝借してシェリーとブラゴにしました。
▶キャンプ
今作で追加された新要素ですが、道中でも削られた体力上限を回復できるようになったのは良いと思います。
あとキャンプ中に肉を焼くと↑の超美味しそうな肉の実写ムービーが入るのもめっちゃ良いです。
美味しそうすぎてもはや飯テロと化している。
たまにキャンプ中にモンスターに襲われますが、こういうリアル要素は最初は新鮮なものの、繰り返されると新鮮味がなくなりますし正直言って面倒くさいだけなので、襲われないようになるアイテムとかが用意されてたら良かったなと思います。
▶牛車
牛車も今作で追加された新要素ですが、目的地までファストトラベル代わりに移動できるのは良いと思いました。
キャンプと同じくたまに道中でモンスターに襲われますが、牛車が脆すぎて速攻で壊されるのは改善したほうが良いと思いました。
▶セーブ
今作のセーブでは、
・オートセーブと手動セーブはデータ共通
・宿屋に止まった際のセーブは別のデータとして記録される
・宿屋から再開するとオートセーブと手動セーブのデータを上書きする
といった仕様があります。
この仕様には大きな罠があり、
例えば宿屋に泊まった後、12時間ほどプレイしてからゲームオーバーになった際、直前から再開ではなく宿屋から再開を選ぶと12時間前の状態に戻されます。
宿屋から再開した時にセーブデータが上書きされるので、そうなったら12時間後のゲームオーバー直前の状態には戻れません。
X見てたらこの罠にかかって数時間無駄にしたって方がちらほら見られますし、ストーリー上の選択肢で展開が変わってくる以上、手動セーブのデータは別にした方が良いと思いますね。
▶全体の感想
色々と書きましたが、不満点は結構あるものの、個人的には買って満足してますしめちゃくちゃ楽しんでます\(^o^)/
愛くるしいポーンたちのおしゃべりを聞きながら、自由にフィールドを探索して、色んなファンタジー上のモンスターと戦えるドラゴンズドグマならではの楽しさは前作からしっかり引き継がれてると思いますし、今後のアプデ次第でかなり良くなると思うので、今後に期待したいと思います!
ダークアリズンであった黒呪島が追加されると最高に嬉しいんですが実装はいかに・・・。
新ジョブのアリズンや幻術師がまだ未開放なので、早く体験したいなと思った今日この頃。