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KTAスーパーマーケット

ハワイで一番訪れているのはハワイ島の東、Hiloの街。オアフより断然多い。日系人に対して優しい街、という印象があって、それも大きいのかもしれない。そして、そのHiloの街で一番訪れている場所と言ったら、ダントツでプアイナコのKTAスーパーマーケットだろう。

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朝、出かけるときに寄って、水のペットボトルやその日のおやつなんかを買っていく。帰りにも寄って、その夜楽しむビールと、いろいろな種類の量り売りのポケを少し(たいていは一番小さなパックで)買って帰るのが私のいつもだ。
左側の入り口から入ってすぐの、ホールのケーキとか、SUGOI色のモチのお菓子なども、とても憧れがあるけれど、一人旅ではなかなか、試してみる機会がない。

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店内はいかにもローカルのまいにちを支える、といった風情で、そこもいい。ほんの数日の滞在なのに、ここに住んでいるかのように錯覚できる場所。しっちゃかめっちゃかな日本語訛りのカタコトで話しても、この場所でイヤな顔をされたことはただの一度もない。懸命に、汲み取ろうとしてくれる。ホッとする。

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店の外の座れるコーナーでは、家族が簡単な食事をしていたり、冒頭のイラストみたいにおばちゃんたちの世間話の社交場になっている。

世界のどんな場所を訪れても、一番好きで落ち着くのはマーケット。
そこには私にとっての非日常である「日常」が繰り広げられていて、生活の匂いがする。そこに居る人をただ見るのがとても楽しみ。
世間話、
あら久しぶり、元気にしてた?
きちんとハワイ語で子供をしつけているお父さん、
10品以下の会計専用レーンにいつも並ぶ私。
異邦人。

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