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アルバイトから学んだ「勉強は頭を良くするためじゃなくて将来の選択肢を広げるためにするもの」ということ

ほかにできることがないから飲食店で働いている

私は大学1年生の時からラーメン屋さんでアルバイトしている。

店が暇だったある日、店長に質問をしてみた。(うちの店は、個人店ではなくチェーン店。雇われ店長です)

「店長も、いつか自分のお店出したいんですか?」

「まあ、それがゴールだね。」

「高校の時からラーメン屋さんでバイトしてて、そのまま社員になったんですよね」

「そうやで」

「高校卒業してからずっと飲食なんですね」

「うん…まあ飲食しかできへんねん。自分の無力さを感じるけどな…」


あーなるほどな・・・と思った。

店長は本当にやさしくてすてきな人柄で、お客さんからもバイトからも愛されるキャラだ。

でも、正直、高卒の店長はそこまで勉強が得意じゃない。漢字も苦手で、しょっちゅうわたしに漢字を聞いてくる。「ミリョクって漢字、どうやって書くんやっけ?」というレベルである。

「勉強ができない」「スキルが1つしかない」というのは、職業の選択肢を狭めてしまう

料理が好きで、自分が作った料理で誰かが笑顔になることが楽しくて飲食の道に進んだ人もたくさんいると思う。 素晴らしいことだと思う。

しかし一方で、「自分にはスキルがないし、勉強もできないからとりあえず飲食の道でも行っとくか」と選んだ人も少なからずいるのが現実であると思った。

飲食に限ったことではない。
ほかにできることないしとりあえずこの仕事でもやっとくか、となんとなく決める人は多い気がする。残念なことに、とりあえず…という気持ちで就くことができる職業は、給料もそこまで高くはない。

理想の将来の選択肢って何だろう

勉強は自分の将来の可能性を広げるものだとつくづく思う。

私が個人的に考える、将来の職業を選ぶときの理想は、『たくさん勉強し知識を付けたうえで、弁護士でも医者でもなれるし、アルバイトでやりたい職業につく選択肢もある』という状態だ。

1000円お小遣いをもらったら、1000円のものしか買えない。でも、3万円のお小遣いをもらったら、1000円のものを買ってもいいし、3万円のものでも買える。

勉強する意味は、それと似たようなことだと思う。

勉強は、小学生の時から言っとかないと習慣にはならない。高校生になっていきなり頭がよくなるのはビリギャルの主人公ぐらいだ。

店長を反面教師にするわけじゃないけど、私に子供ができたら、小学生の頃から勉強の大切さを教えてあげたいなと思った。

「勉強は、頭をよくするためにするのではなく、将来の選択肢を増やすためにするものだよ」と。

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