窓辺のあなた。 その1
ゴムの樹すら枯らす女だったワタシが
ある時からかまめまめしく水やりする女に変わった。
ナゼだかわからぬが、水がそろそろ欲しいであろう植物の気配がしてきて
ジャストなタイミングで目が合ってしまうのだ。
なので
気づく→水やり
となる。
昔から好きで家の中に植物を欠かしたことはなかったが、
この「気づく」がほとんど抜けておりいつの間にか枯れてた〜
なんて事はしょっ中やらかしていた。
捨てるにしのびなく
窓辺に水差しているみかんの小枝がある。
葉がどんどん落ちて行き、どうせすぐ枯れるだろうなぁ
と、思いつつ
毎朝欠かさず水やりしてたら…
一年ほどたったある日、 何やらぷっくりしてきたものが顔を出し
あれよあれよと『みかん』になった。
根をよく見ると
枝より太くがっしりとしたものが渦巻きしてる。
あぁ
見た目がちっちゃいからって
ヤワじゃないのね。
いや、
のぶとく生きようとした結果かも。。
いずれにしても
彼らに學ぶことは多い。
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