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芸人ストリートテクニック①〜MCの話〜

芸人の皆さんは「売れるまでは貧乏」だと思っていますが、そんなのバカの発想です。
バイトなんてせずに芸で稼いでください。
しっかり鍛えた芸人力があればどうにでもなります。

今回は大手事務所にも所属せずテレビ出演も乏しくライブ実績も少ないのに、芸人として生活できた僕の実例を元にご紹介します。

芸人さん以外でも「芸人力」を磨けば誰でも応用できるので是非みなさんチャレンジしてみてください。


ちなみに僕はこれまで、お笑いライブやクラブイベントから大型ショッピングセンターでのイベント、街のお祭り、誰でも知っているような企業でのイベント司会などを数多の経験を経て収入を増やしてきました。


MCになれ

MC。司会者ですね。
テレビを見ていて「最終的にはMCとして場を仕切るぞ!」と意気込むそこのあなた。最終的にじゃなくて今すぐやれ。
テレビ以外にもMCの仕事はたくさんあります。

結婚式、二次会、音楽イベント、クラブイベント、お祭り、街コン、婚活パーティ、忘年会に新年会など様々な場所でMCが必要です。

アナウンサーのような司会者が必要な現場もあれば芸人さんが得意な現場もあります。
金曜の夜から土曜、日曜と、週末は司会者が足りなくて困っていますよ。
そこに入り込んで仕事をゲットしてください。

巷では素人が技術もなくMCっぽいことしてギャラをもらっている現場も少なくありませんが、その理由の1つが「MCをブッキングできなかった」からです。
チャンスはすぐそこ。


MCのメリット 

1つ目は「ギャラがいい」

ネタで出演する芸人に比べてギャラが高いです。
素晴らしい。
ネタに比べて出演時間が長いことや仕事内容が多いことなどからMCのギャラは高めに設定されています。求められる体力や技術が多いことから必然的な事でしょう。

2つ目は「継続性がある」

ネタ出演と違い、MCは「今後もお願い」という継続的なオファーを受けやすいです。
現場のカラーや打ち合わせのコストを考えると継続して使う方がクライアントのメリットが多いので。

3つ目は「現場が多い」

クライアントさんからよく聞く「MCは必要だけど芸人さんは不必要」という棘のある言葉。
ここでいう芸人さんは「ネタを披露する人」を指します。
単純に「場を進行する人が欲しい」だけの現場は「ネタを披露する人が欲しい」だけの現場より遥かに多いです。

つまり
ギャラが高くて継続的に現場が多い
これがMCを進める僕の理由の1つ。


MCにとって必要なスキル

誰でも実践できるちょっとしたテクニックと芸人力を重視したスキルを教えます。

MCにとって必要なスキル:社会性


社会性、社会的距離感、もっと噛み砕くと「常識」という言葉が近いかもしれませんが、ここがないとMCとして大切な空気感が身につきません。
芸人にはハードルが高く感じますが、そんなことありませんよ。

ネタを作るにしても「常識では“こう”だから、そこをずらして“こう”する」といった必要なスキル。これが丸々とMCスキルに直結します。

さらにいうと「空気を読む」という社会性も必要ですが、これはわかりますよね。わからなければ売れるまではMCの仕事しないでください。
とにかくMCには常識的に空気を読む能力が必要です。

時間が押しているからカットする部分の選び方。
巻いているから引き延ばす時間の使い方。
声のサイズ、スピード、言葉選び、テンション、表情や立ち位置。
その環境の人間関係や現場の空気感を読み取り、その場その場で判断する能力は、冷静に芸人力を使えば問題ないです。

「普通の進行に少しのスパイス」を足すだけでMCとしての最低限ができます。スパイスはあなたのオリジナルな芸人力で補って。


MCにとって必要なスキル:ブランディング

ここめっちゃ大事なんで飛ばさずに呼んでください。

売れてないことで「売れてない芸人が来ちゃいました」というキャラでMCをすると、依頼が継続して入って来なくなります。
本当に仕事の継続性パーセンテージが減ります。
バカのすることです。
クライアントはプロとしてギャラを払うので、素人臭い奴なんていりません。

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