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想い出に残る客室乗務員(CA)

JAL新社長、驚きのニュース

へー女性もCA出身も初なんだ、と。少し驚きました。

JAL新社長は客室乗務員出身 鳥取三津子専務 59歳 | NHK

特殊なご職業だけに個性的な方が多いという印象があります。元CAの友人もそうでした。聞くと「赤はキツネ顔、青はタヌキ顔」が多いそうです。何となくそんな気はしていたので、納得。

華やかな世界ではありますが、とにかく激務で壊れてしまう方も多いとか。よくぞ社長にまで昇り詰めましたね。ご活躍をお祈り申し上げます。

国内線

国内出張の席はCAの座る真ん前。まだお酒が無料だった頃で、お隣の初老のおじ様が呑むは呑むは。確かウイスキーのミニボトル7本。CAは嫌な顔ひとつせず、会話にも付き合っていました。

「お強いんですね」とCAがにっこり。おじ様の自慢話は更に加速。「倶楽部じゃないですよー」と言いたかったのですが、ご機嫌になる気持ちは分かります(笑)。そのCAの対応の素晴らしさに免じて許しました。

国際線

US出張でUS大手の線。ご存知の方も多いと思いますが、CAの対応は日本とは大分違う。皆様「はー仕事辛いわ」と不機嫌でやっています。

深夜喉が渇き炭酸飲料が欲しくなったのですが、CAは来る気配なし。自分から出向いてCoka-Colaをお願いしました。三名で談笑中でしたが、一番優しそうな方を選んで…

"Do you have Coke Classic?"
"Ha? Classic? Why?"
"I like it. Simply say Diet or Zero and the others are Not Coke for me."

Classicしか認めていないんです。他は味が違いすぎる。普段はDietやZeroしか客室には提供していないようですが、契約上Classicも置いてあるはず。そんな話をしていると、納得したようでした。

"It’s first time to see who order Classic."
"and You are the MAN!"

「あんた、真の男だね!」と。多くのUSの方は体型を気にしているのかClassicは飲みません。だったらCoke自体飲むなよって話。「分かってるねー」って感じで二人で爆笑。

気に入られたようで、朝食には微笑でClassicをそっと渡してくれました。

【番外編】地上スタッフ

後15分!カウンターでCheck-In手続きをしているとスタッフも大慌て。機内と電話していました。

「大変申し訳ありません。15分前ではありますがドアを閉めてしまって…。機長とも相談したのですがご搭乗いただけません。ただし時間前にCheck-Inはしたので、次の機を無料でご用意します」
「ありがとう。ところでそこ…荷物の計量器ですよ」
「あ!」
「スマートでいらっしゃいますね!」
照れに照れてる姿が可愛い。二人で爆笑。

ぼくが京都のカフェのオーナーになるまで 1,080

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