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京都の尊敬する兄さんたちが増えた
一人目、職場のOさん
10年以上の1番のベテラン。社員ではないですが、社員より頼りになる。年齢は同じくらい…知らんけど。厳しい時は厳しいですが、まだ試用期間中でミスの多いぼくに、時々暖かい言葉を掛けてくれる。
「ナイス!」いただきました。昨日はある他の方のミスを発見して、事故を回避。「これ、ややこしいやろ」と、仕事のプロセスの欠陥についても論理的に説明してくれて、ぼくが悩んでいることも理解してくれる先輩。
仕事はかなり複雑です。「半年から一年で、まあ使える程度」。月末でぼくは三か月で、試用期間も終了。今のところクビにはならないようです。Oさんは新人たちの仕事ぶりをよく見ている。司令塔として、的確な指導。
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二人目、老舗喫茶店のマスター
立呑屋で会うマスター。もう一線は退いて、息子さんが中心。悠々自適♪ってお顔をしています。先日ついに打ち解けました。以前からお話はさせていただいていたのですが、音楽の話で。人生相談までしました。
音楽好き。それが二人の共通点。しかも本当に近い。ジャンルも音質についても好みが似ている。特に音質については、将来のカフェ経営にあたりとても参考になりました。「小さいけど良い音」にこだわり。
喫茶店ですから音楽はあくまでBGMですが、それが気持ちいいと無意識にでもお客様は感じて快適、それが秘訣。こだわりのひとつがスピーカー。オススメはAURATONE(オーラトーン)。トップ写真です。
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三人目、本屋の主
立呑屋で会う店主。出町商店街では一番新しい本屋。お店はお洒落で、客層も若い。なぜかこっそり店頭にレコードが置いてあり、すべて100円という、思い切った価格設定は「本が中心」だからでしょう。盤もそれなり。
出町柳の枡形商店街。一時期(第一期京都時代89-98年)は衰退の一途でしたが完全に復活。本屋は2007年開店。今は商店街組合の理事だそうで、京都を留守していた頃の商店街の歴史をお聞きできました。そうだったのか…。
開店当初の戦略と現状の分析は、現場の人でしか分からないお話。とても参考になりました。ここ吉田も賑やかし頃があったようですが、復活の兆し。お店も増えています。「吉田を盛り上げたい」ぼくにも勇気を!
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もちろん他にも、染色家の玉村咏さんや、映画監督の林海象さんや、GK京都前代表の榎本信之さんなど、尊敬する兄さんたちは多々いらっしゃいますが、最近出会った素敵な兄さんたちを紹介させていただきました。
ぼくが京都のカフェのオーナーになるまで 1,125