見出し画像

株主優待をほぼタダ+楽々ゲットする方法

※自分の自作ツールを売るための記事にするつもりでしたが、今のところ、僕がやってる株主優待低コストゲット方法の自慢note(というか、自分が自分自身のために優待クロスやツールの使い方を忘れないようにするためのメモ)です。発注の手間はそれなりにありますが、ツール買わなくてもそのまま実践可能ですので、興味があればとりあえずやってみてください。十分お得に始められます。
※執筆中。心が折れないようにゆっくり育てるつもりです。

[重要]この記事は2022.12.28時点のauカブコム証券の手数料等を基準に作成しました。auカブコム証券のサービス改定により、下記の情報が古くなる可能性があります。なるべく誠意ある執筆をしてますが、内容に責任持てません。
2024.2追記 API発注することで購入時の金利が無料だったはずなのだけど、いつの間にか有料になっている気がする。無視できるコストではあるけど、ロボット発注はあくまで手間の削減に過ぎない、ということで、、、


結論(経験者向け)

  1. 優待クロスの諸コストを極限まで下げて、金利(買建1日分)+貸株料(売建2日分)のみで取ります。(auカブコムのAPI発注なら手数料タダ)

  2. ロボット発注なので、注文条件を切り替えながらクリックを繰り返す面倒な発注作業がありません。(自作ツールを提供します)

※手数料無料は(私の自作ツールを使って)API発注することが前提条件です。
※API発注くらい自分でできらぁというエンジニアは本記事対象外です。
※すでに他証券会社で手数料が無料になってるお金持ちな方も対象外です。

概要(日本株初心者向け)

一般に長期保有せずに株主優待を獲得するには下記コストがかかります。
("優待クロス"または"クロス取引"と呼ばれる「株価の変動で損が生じるリスクを抑えながら、優待の権利がもらえる日だけ株を所有する」取引を行います。気になる方はここに詳しく記載があります。)

  • 現物株式/信用取引の売買手数料

  • 金利・貸株料

  • 現物株式と信用取引の配当金の差額

  • (逆日歩、プレミアム料等)

ここで、逆日歩やプレミアム料がかからない銘柄を狙い、取引手数料もタダにする発注方法を行って「金利と貸株料だけで優待をゲットしよう」という方法です。例えば、優待大人気「マクドナルド(2702)」であれば50万円程度の取得額で6,000円程度の優待券がもらえますが、金利(デイトレ信用1.8%)と貸株料(一般信用長期1.5%)のみで取得できれば、そのコストは50万×0.018(年利)×1/365日+50万×0.015(年利)×2/365日≒65円です。
※ツールを使わずに発注すると、通常の手数料等が発生するので500円程度かかります

マクドナルドの優待がハンバーガー1個分でゲット可

ディズニーランドの入場券(8~9,000円)ですら150円です。念の為。
※オリエンタルランド(4661)100株=190万円程度の取得を試算
※どっちも人気優待なので、在庫なくなる場合もあり。必ず買える訳じゃないです。

[画像挿入予定地]
人気優待は在庫見つつ、早めに確保したいですね。

参考まで、上記は執筆時点2023.1において、この月の優待を仕込めるだけ仕込んだところ、費用対効果はこんな感じでした。条件:プレミアム料なし、27日(権利付き最終日)当日にauカブコムに在庫あり、1年以上所有しないと優待もらえない系は除外、株数は一番コスパよく優待がもらえる量を計算。


前提

必要なもの

auカブコム証券口座 (Fintechプラン以上)
Windowsパソコン(auカブコムが提供するkabuステーションが動作する環境)
※前月に1回以上の信用取引を行うことで、無料利用できます。

制限

・プレミアム料については考慮していません。
(人気銘柄は総額10~100円程度のプレミアム料がかかる場合があります)
・auカブコムの一般売建在庫がない銘柄は対象にできません。
(逆日歩を払えば可、リスクが大きいのでおすすめしません。)
・配当落調整金から現物株式の配当金を差し引いた額の負担が必要です。
(実質的には無料です。が、還付される年末まで資金拘束されます。ややこしいので、ご自身で調べてください。)
・権利付き最終日の当日中、および権利付き最終日の翌日までに手動の発注(品受/品渡)が必要です。
(品受…当日の9:00-15:14の間 / 品渡…当日の15:15~翌日の15:14までに発注)
(品受については現物手数料を払えば省略可)
※場中のクロス取引は違法となる場合があります。必ず寄/引での発注をしてください。

具体的な方法

環境構築

まず環境を整える必要があります。
※株取引未経験の方はここが一番大変です。頑張ってください。必要ならサポートしますので、末尾コンタクトページへどうぞ。
※株取引・投資には手数料およびリスクがあります。くれぐれも下記の内容はauカブコム証券の諸手続きの注意事項等をご留意の上、手続きを進めて下さい。
※auカブコム証券は、私の記事と一切の関係がありません。

auカブコム証券口座を信用取引ができる状態で用意してください。
→信用取引口座の開設には条件があります。
 特に初めて株取引をする方は、こちらの案内をご覧下さい。

②Fintechプラン以上であることを確認してください。
→API発注の前提となるプランです。詳細はこちら
→Fintechプランの維持には月1回以上の約定が必要です。

③kabuステーションのインストールとAPI利用設定を完了してください。
→詳細はkabuステーション API利用設定を参照してください。

優待クロス発注とは

わざわざ私が執筆しなくてよい気がしました。
ここにすべて書いてあります。よろしくお願いします。(ぺこり)

優待クロス発注の具体的方法

  • 権利付き最終日の前日19:30(※)~当日9:00まで
    翌営業日分の一般信用売建可能数量(在庫株数量)に応じた信用新規注文は前日の21:00から発注できます。(在庫はリアルタイム更新)
    資金量をみて購入計画を立てつつ、人気の優待からなくなりますので、どんどん発注してしまいましょう。
    (※)カブコム証券の場合、前日19:30-20:30は抽選申込受付時間となっており、通常の信用新規注文と同じ操作をすると注文受付ではなく、抽選参加となります。抽選の結果に応じて、そのまま注文受付or取消となります。

◇自分が買建できる量は下記のメニューで確認できます。

◇買いたい銘柄を検索するときは下記メニューから。


いちばん楽しいフェーズですね!
auカブコムの銘柄一覧からは株価や優待内容が確認できないので、簡単に優待を吟味できるChrome拡張ツールを自作しました。右クリックメニューから簡単に検索できます。

新しいタブでYahooファイナンスの当該優待情報ページを表示する仕様です

おまけとして、私が使っているエクセルファイルも提供します。
最大資金量と拘束されてしまう資金をみつつ、優待を見比べて、コスパのいい優待を探しましょう。発注が自動で簡単なので、500円程度のクオカードなんかも(資金の許す限り)あとの作業を気にせずバンバン購入リストに入れられます

  • 発注について(権利付き最終日の後場引け(15:00)まで)
    下記、買建・売建のクロス発注はすべてツールで自動発注となります。
    (手数料無料にするためにはAPI発注が必要です。)
    (なお、品受/品渡は手動で行う必要があります。)
    買建(信用デイトレ/引寄成)→即品受
    →現物買すると手数料がかかりますが、デイトレで信用買して、当日中(15:14まで)に品受すれば手数料がかかりません。
    ※現物で所有しないと優待がもらえないことには注意してください。
    ※後場(12:30-15:00)の最中はauカブコムの仕様により信用デイトレ発注ができないので注意。その場合、長期信用発注になるので、金利が微増。(1.5%→2.98%)
    売建(信用長期)
    →2日所有しないといけないので、デイトレ厳禁です

  • 権利付き最終日の翌日に行うこと
    品渡して終了です。
    ※配当落調整金の負担があることに注意してください。
    (現物株による配当金があるので差額のみ負担)

必要となる諸経費について再掲+情報ソース

  • 買建/売建 手数料
    ワンショット手数料 - 信用取引手数料 (99円~385円)
    ※「kabuステーションAPI」経由での取引は手数料無料(※1)

  • 金利 (約定代金×1/365日)
    一般信用 - デイトレ - 金利 (1.5%/年)(※2)
    ※1注文あたりの約定代金100万円以上なら金利無料(※2)
    一般信用 - 長期 - 金利 (2.98%/年)

  • 貸株料 (約定代金×2/365日)
    一般信用 - 長期 - 貸株料 (1.5%/年)(※3)
    ※クロス取引のためには2日分の貸株料が必要です。

  • 品受/品渡
    無料(※4)

※1:手数料について(auカブコムWebサイト)
※2:一般信用取引(デイトレ信用)について(auカブコムWebサイト)
※3:金利/貸株料等について(auカブコムWebサイト)
※4:信用取引の品受・品渡に手数料はかかりますか?(auカブコムQA)

補足:実際にかかったコストを調べる時、「資産管理」→「取引履歴」画面に表示されている『損益計』とは異なるので注意してください。このとき、『損益計』には、購入株数×呼値(刻み値)円だけ多く損した金額が表示されます。(税金の計算にのみ使用される金額です。)

ツールの使い方

しっぴつちゅう

おわりに

お疲れさまでした。ノウハウのすべてをこのnoteでお伝えしたつもりです。
ここまでお読みいただき、わかりづらいことやご不安があれば、下記サポートをご利用ください。
ご不明点がなければ、そのままツールのご購入も可能です。
(売ってません。まずは、ツールを使わずにやってみてください。楽しいですよ。ツールを使うと楽になるし、安くなる予定です。が、今のところ需要なさそう。。。)

サポート先

ディスコードサーバーを用意しました。
発注ツール購入前の質疑やご相談もこちらでどうぞ。
購入後のサポートも行っております。

※お返事等をお約束するサービスではありません

「優待クロスらくらくAPI発注ツール」

ダウンロードはこちらからどうぞ↓

いくらにしようかな、、、500円くらい?レビュアー&テスター募集中。

ここから先は

0字

¥ 9,999

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?